アンカー・ジャパンは4月4日、同社が過去に販売した一部製品で製造管理上の不備が十分確認されないまま出荷されていたとして、対象製品の回収・交換を実施すると発表した。
対象製品と対象販売経路は以下のとおり。
回収・交換対象かどうかは、同社のオンライン受付フォームに、製品本体底部に記載のシリアルナンバーを入力することで確認可能だ。
本件は同社のバッテリーセル製造サプライヤー（二次取引先）が、廃棄対象のバッテリーセルを現場判断で再組み立てし、出荷していたことが直接の原因。
アンカー・ジャパンによると、問題の再組み立ては手作業で実施されており、一部のバッテリーセルで内部短絡が発生する可能性があることから、事故発生防止のため自主回収を決定したという。
すでに対象となるロットの特定および、当該ロットの同社からの新規出荷、販売は停止済み。問題を起こしたセル製造サプライヤーとの取引も終了しており、今後、本原因による対象製品の拡大はないとしている。
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