クラウン」でこれを見せられると……。

イメージ覆す? クラウンの特別仕様車

トヨタは2024年4月4日クラウン(クロスオーバー)を一部改良するとともに特別仕様車を設定し、4月4日に発売しました。

改良されたのは、新型クラウン4タイプの初弾として2022年に登場した“クロスオーバー”モデル。セダンSUVを融合させたそのスタイルは、セダンの代表格としてのクラウンのイメージを覆しました。その後、SUVスタイルのクラウン“スポーツ”や、セダンスタイルながら内外装をモダンに仕立てた“セダン”も登場しています。

そうしたなか、クロスオーバーへ新たに設定された特別仕様車「CROSSOVER RS “LANDSCAPE”」は、専用外装色(ブラック×アーバンカーキ)に加え、ビス留め風のオーバーフェンダー、マッドガードヒッチメンバー、60:40分割可倒式リヤシート(トランクスルー)、車高もアップ。オプションでルーフキャリアも備わるなど、まさに「アウトドアな世界観」を表現したものとなっています。

他モデルも内装の質感を向上させているほか、従来の上位グレードの一部装備(ハンズフリーパワートランクリッド、イージークローザー、カラーヘッドアップディスプレイなど)を標準化。

2.5Lのハイブリッドモデルには上級グレード「Z」を新設し、従来「RS」にしか設定のなかった上級安全装備や上級ナビを標準装備、後席快適オプションも選択可能になっているそうです。

クラウン“クロスオーバー”はタクシーでも採用が増えているなど、セダンのイメージは未だ強く残っていますが、従来のクラウンでは考えられないような特別仕様車で、さらにイメージを覆すかもしれません。

クラウン(クロスオーバー)の特別仕様車「CROSSOVER RS “LANDSCAPE”」(画像:トヨタ)。