オリックス・バファローズが6月21日から開催する『Bsオリ姫デー』に先駆け、今年も女性ファンによる選手人気投票『オリメン投票2024』の結果がランキング形式で発表された。
■2024年のテーマは「ミュージシャン」
2015年から始まった女性ファン「オリ姫」を対象とするイベント『Bsオリ姫デー』は、今年で10年目に突入。6月21日からの埼玉西武ライオンズとの3連戦、6月25日からの福岡ソフトバンクホークスとの3連戦で開催される。
それに先駆けて行われるのが、オリ姫が選ぶバファローズの推しメン（略して「オリメン」）への投票『オリメン投票』だ。2019年からは、選手たちが扮するテーマをもとに募集。6年目となる今年のテーマは「ミュージシャン」で、昨年に比べて投票率が2.6倍にも上ったという。
12球団屈指の顔面偏差値を誇るとされるオリックスの選手たちへの注目度はさらに高まっているようで、今年の『オリ姫デー』も盛り上がるのは間違いない。
関連記事：チームは2カード連続の負け越しも『Bsオリ姫デー』は大盛況 「オリックス交換」トレンド入り【週刊バファローズ】
■『オリメン投票2024』は山崎颯一郎がV2
今年の投票結果は、下記のようになった。
▼2024年 テーマ「ミュージシャン」
1位 山崎颯一郎（5）・V2
2位 宮城大弥（3）
3位 山岡泰輔（6）
4位 廣岡大志（初）
5位 中川圭太（3）
6位 宗佑磨（3）
7位 石川亮（2）
8位 福田周平（6）
9位 紅林弘太郎（初）
10位 山下舜平大（初）
▼ネクストオリメン（順不同）
若月健矢、森友哉、吉田輝星、西川龍馬、阿部翔太、宇田川優希、渡部遼人、野口智哉、田嶋大樹、小田裕也
今年は山崎颯一郎が2年連続で1位を奪取。その人気は他球団の女性ファンからも凄まじいものがあるだけに、黄金時代はしばらく続くかもしれない。また山本由伸、山﨑福也といった上位常連組が退団したこともあって、新エースの宮城大弥が2位にランクイン。山岡泰輔は6年連続でベスト3を死守している。
そして球場での人気ぶりからランクインの予想はされていたが、昨年に読売ジャイアンツから移籍して来た廣岡大志が、初登場4位という快挙を達成。昨年初登場した石川亮も、2年連続でランクインしている。
「オリメンに選ばれるように頑張りたい」と話していた紅林弘太郎は9位、そして来年以降は上位に入ることが予想される山下舜平大も10位に初登場した。
集計期間が早いこともあり、吉田輝星、西川龍馬といった新加入組は、来年以降に期待したいところだ。
関連記事：山本由伸、宮城大弥ら「完全にアイドル」な姿 印象激変＆イケメンぶりが話題に
■歴代の『オリメン投票』結果
2023〜2019年の投票結果は、下記の通り。
▼2023年 テーマ「アイドル（COOL／CUTE）」
1位 山崎颯一郎（4） COOL ＆ CUTE
2位 山本由伸（5） COOL
3位 山岡泰輔（5） COOL
4位 山﨑福也（5） CUTE
5位 宮城大弥（2） CUTE
6位 福田周平（5） COOL
7位 中川圭太（2） COOL
8位 宗佑磨（2） COOL
9位 石川亮（初） CUTE
10位 来田涼斗（初） CUTE／太田椋（2） CUTE ※同票
▼2022年 テーマ「アウトドア」
1位 山本由伸（4）
2位 山岡泰輔（4）
3位 山崎颯一郎（3）
4位 山﨑福也（4）
5位 宮城大弥（初）
6位 福田周平（4）
7位 吉田正尚（4）
8位 伏見寅威（初）
9位 安達了一（4）
10位 宗佑磨（初）
▼2021年 テーマ「カフェ店員」
1位 山岡泰輔（3）・V3
2位 山本由伸（3）
3位 山﨑福也（3）
4位 福田周平（3）
5位 吉田正尚（3）
6位 松井雅人（2）
7位 山崎颯一郎（2）
8位 小田裕也（3）
9位 佐野皓大（初）
10位 太田椋（初）
▼2020年 テーマ「#おうちのオリメン」
1位 山岡泰輔（2）・V2
2位 山本由伸（2）
3位 福田周平（2）
4位 吉田正尚（2）
5位 小田裕也（2）
6位 安達了一（2）
7位 西野真弘（2）
8位 松井雅人（初）
9位 中川圭太（初）
10位 山﨑福也（2）
▼2019年 テーマ「スーツ」
1位 山岡泰輔
2位 吉田正尚
3位 福田周平
4位 山﨑福也
5位 安達了一
6位 西野真弘
7位 山崎颯一郎
8位 小田裕也
9位 山本由伸
10位 増井浩俊
関連記事：オリ姫デー初日は”オリメン”上位、山本→山崎颯の無失点リレー オリックス交流戦単独首位
■誰がランクインするかは読めず
前述のとおり、投票は2月のキャンプ期間中というシーズン前に行なわれるため、タイムリーに活躍する選手がランクインするとは限らない。そんな中、三連覇を達成している山岡と福田周平は、成績に関係なく毎回ランクインしており、退団した山本、山﨑福也とともに根強い人気を誇っている。
また前年の好成績からの期待値が、票に繋がる傾向も見られている。2020年に初登場した松井雅人は、中日ドラゴンズ時代からいわゆる数字を持っていたため、オリックスでも多くのファンに支持された。
『オリ姫デー』では、その時期に一軍に登録されているオリメンによるイベントが行なわれるほか、昨年は前佑囲斗など、ランクインされなかった若いイケメン選手によるサイン会も開催されている。そして試合後にグラウンドで行なわれる等身大パネル撮影会も、好評な企画のひとつだ。
今年は「ミュージシャン」に扮した選手たちのビジュアルも含めて、グッズなどもどんな展開を繰り広げていくのか期待したい。
関連記事：徳光和夫、今年の巨人は「オーラがない」と嘆き 活躍しそうな3選手も選定
■画像一覧
■執筆者プロフィール
どら増田：1973年神奈川県横浜市出身。幼い頃に初代タイガーマスクに衝撃を受けてからプロレスや格闘技を見続けている。同じく幼い頃から見ていたプロ野球は紆余曲折を経て2010年からオリックス・バファローズを応援。
音楽やエンタメ、グルメなどのイベントプロデュースの仕事をしていたが、2014年からスポーツライターの道へ。
横浜在住にもかかわらず京セラドーム大阪を中心にオリックスを現場取材する傍ら、新日本プロレスやスターダム、RIZINなどプロレス・格闘技の現場取材をしつつ多媒体で執筆している。
2018年にはスカイAで放送されたオリックス山本由伸と当時はキックボクサーだった那須川天心の神童対談実現に尽力した。ペンネームの由来はレジェンドレスラー藤波辰爾のドラゴンから来ており、取材を通じて藤波本人から公認を貰っている。
コメント