俳優の吉田鋼太郎が4日、都内で行われた東海テレビフジテレビ系ドラマ『おいハンサム!!2』(6日スタート)の『第1話プレミアム試写会・舞台あいさつ』に参加した。

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 吉田は、抽選で選ばれたファンに向けて「倍率が40何倍だったという話を聞いて、それだけの方に応援していただけることが素直にうれしいですし、楽しんでいただけたらいいなと思っていました」とあいさつし、その後山口雅俊監督から受けた“ムチャ振り”などを明かしながら笑いも誘う。

 そうした演出に見事に応え切った吉田に対し、原作漫画の作者・伊藤理佐氏は「さすが鋼太郎!と思いました」と絶賛。出会いを聞かれると、吉田は「撮影を見学しに来てくださったのが初対面」と振り返るが、伊藤氏は「そのときに鋼太郎に抱いてもらって…」と大胆発言を繰り出した。

 実は「腰を抱かれただけ」だそうだが、「端折って『鋼太郎に抱かれて来ました』といろいろなところで話しています」とにっこり。吉田から「それは誤解を生むって…」とたしなめられていた。

 その後も伊藤氏の“舌好調”ぶりは衰えず、吉田が「見学に来てくれたのが寒い日だったんです。それで先生にいいところを見せようと思って、自分が着ていたベンチコートを渡したのは覚えている」と言うと、「後ろから着させてくれて…」とうっとりしつつ、「実は着させてもらうために、スタッフさんが『寒くないですか?』と持ってきてくれたベンチコートを一度断っていたんです」と告白。続けて「でも、その日は抱かれた日とは別の日ですね」と指摘し、吉田はすっかりタジタジに。

 最後に、伊藤氏は「私を抱いた吉田さんにやってもらえて、面白がってくれるお客さんがいっぱいいて、漫画ってすごいなって思っています」と思いを伝え、「私も地上波で見るのが楽しみです。一緒に見ましょう」と呼びかけた。

 本作は、2022年1月8日から2月26日まで東海テレビ制作・フジテレビ系「土ドラ」枠で放送された深夜ドラマ『おいハンサム!!』の続編。吉田演じる娘たちの幸せを心から祈る偉大な父・源太郎と、幸せを求めさまよう三姉妹・由香(木南晴夏)、里香(佐久間由衣)、 美香(武田玲奈)、そしてすべてを包みこむ母・千鶴(MEGUMIが織りなすホームドラマとなっている。6月には、映画版が東宝配給で公開されることも発表されている。

原作者の大胆発言にタジタジになった吉田鋼太郎(右) (C)ORICON NewS inc.