【モデルプレス=2024/04/05】笑福亭鶴瓶Kis-My-Ft2藤ヶ谷太輔が、TBS系A-Studio+』(毎週金曜よる11時〜)の囲み取材に出席。ダブルMCを務める2人が、お互いの魅力を語った。

【写真】キスマイ藤ヶ谷太輔、号泣

笑福亭鶴瓶藤ヶ谷太輔のMC力絶賛

同番組が今春で15周年を迎える心境を問われた鶴瓶は、「15年続く番組ってあまりないって言われるんですけど、自然とこうなってきたというか。通過点であってほしいね。全部喋って『ありがとうございました!』言うて終わる番組もありますからね。『あれ、なんやったんや!』って(笑)」とぼやき、冒頭からスタジオを笑顔に。2020年からMCを務め、4月から5年目に突入する藤ヶ谷は「参加させていただいた時は(MCが)いつまでかっていうのを全然聞いてなかったので、これだけ長く続けさせていただけてるのはすごく嬉しいですし、毎週目の前でべーさん(鶴瓶)の人間力っていうのをすごく学ばさせていただいてます」と微笑んだ。

そんな中、鶴瓶は「僕はもう日に日に怖いですね。乗っ取られるかなって(笑)。すごくお上手な方なんでね」と藤ヶ谷の板に付いたMCを絶賛。「ファンを連れてここまでずっと来てるんですから。この番組も多分キスマイのファンもずっと観てくれてますからね。ありがたいです」と感謝した。

その後、お互いの魅力についてもトーク。同番組にはカンペがないことから、鶴瓶は「取材してることをふと忘れてしまいますから。それをスッと自然に助けてくれるところはありますね」と藤ヶ谷との阿吽の呼吸を感じているといい、一方の藤ヶ谷は「一緒に取材をさせていただくことも多いんですけど、べーさんは、“そのこと聞かなきゃ”というよりは、たわいもない話から本題にクッと入っていく。そういう姿をよく拝見させていただいていて、ベーさんのキャリアとか、繋がりとか、人間力を感じます」「常にゲストファースト」と羨望の眼差しを向けた。

笑福亭鶴瓶藤ヶ谷太輔、阿吽の呼吸実感

また、成長できた部分を聞かれた藤ヶ谷は「始めた2020年の頃はよくベーさんから収録終わりに電話をいただいて。僕が『もう少しこうした方がいいとかありますか?』ってアドバイスをずっと求めてたんですけど、べーさんは『いや、もうお前には何もない』『お前は自然体のとこがええんや』って最初から言ってくださってて。だから、そこを自分の良いところだとより認識するようにしてます」とコメント。これに対し鶴瓶は「ほんまにそうよ。この番組は自然な空気で流していくのが非常に難しいんですよね。それをもう最初からできてるから『もう言うことないわ』って言って。自分で見つけてきたからもうそれでええなと」と信頼を寄せていた。

その後、藤ヶ谷は自身のMCスタイルについて「喋るというよりは、聞く力をつけたいなと思って、聞く力をすごく意識するようにはなりました。あとは、自然でいること」と説明。「ベーさんの前だと皆さん心を開示して、収録終わりに『テレビでこんなこと言ったこと初めてです』って言うんです。その空気を作り上げているべーさんは人としても本当に素晴らしいし尊敬するので、自分もそうありたい。『あの人は喋りが上手いね』というよりは、『なぜか藤ヶ谷くんの前だと結構喋っちゃったな』とか、そういう風に少しでもお手伝いできればっていうのは意識しています」と語った。

すると、鶴瓶は「『ここ聞きたいな』と思う時、(藤ヶ谷が)フッと振ってくれる。お互いの空気が分かってるから『あれ言ってないんちゃうか?』みたいになったらスッと出てくるし。お互い緊張したり型にはまっていたら、そんなん絶対に出てこないんですよ。自然な感じやから出てくるんですよ」とにっこり。藤ヶ谷は「ご夫婦で『あれあれ』って言って、『これね』って、“あれ”で分かるみたいなのがあるじゃないですか。確かに収録の時に『あの〜なんや』ってべーさんが言ってる“あの”ですぐ分かる。年々分かってきてるかもしれない(笑)」と共感していた。

◆取材こぼれ話

この日は、鶴瓶が「途中で止めてや!」というほど2人のトークが弾み、記者からの質問は1社で終了。藤ヶ谷は「1番最初の質問が長すぎたんですかね…。挙手制で1人だけってなかなかないですよね(笑)」と反省していた。また、フォトセッション中に鶴瓶が「こんなに(記者が)来てくれて、関係ない人も混じってるかもわからん(笑)」とつぶやいた際には、藤ヶ谷が「今日の感じだと、例えば20周年とかで(取材に)『行こう!』ってならなそうですね。『行っても質問できない!』って(笑)」と自虐。終始軽快なトークで記者たちを笑わせていた。

笑福亭鶴瓶藤ヶ谷太輔ダブルMC「A-Studio+」

2009年4月より放送スタートした『A-Studio+』は「Actor(男優)」「Actress(女優)」「Artist(アーティスト)」「Athlete(運動選手・アスリート)」で注目の人、旬の人の素顔に迫るトーク番組。通常、ゲストを迎える多くの番組は番組スタッフが事前にゲストと打合せを行いトーク内容を構成しているが、同番組ではダブルMCの鶴瓶と藤ヶ谷がそれぞれゲストについて自ら事前取材を慣行。スタジオ収録はMCの2人がゲストと事前打合せなし、トーク台本なしで行っている。(modelpress編集部)

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「A-Studio+」囲み取材に出席した笑福亭鶴瓶、藤ヶ谷太輔(C)モデルプレス