俳優・内藤剛志が主演を務めるテレビ朝日系警視庁・捜査一課長』シリーズが、4月18日に『警視庁・捜査一課長スペシャル』(後8:00~9:54)として1年ぶりに復活する。本作に出演する朝倉あき、杉田かおる橋本さとし、咲妃みゆ、三河悠冴、なえなの、椿鬼奴ら豪華キャストが解禁された。

【SPドラマ場面カット】不穏な雰囲気…電話を受ける大岩一課長

 同シリーズは、ヒラ刑事から“叩き上げ”の捜査一課長・大岩純一(内藤)と捜査員たちの熱き奮闘を描いた人気ミステリー。2012年に『土曜ワイド劇場』の一作として誕生し、これまで連続ドラマを6シーズン、スペシャルドラマを9作放送している。

 『警視庁・捜査一課長』シリーズは、大岩が事件発生を知らせる電話を受ける場面から幕を開けるのが“お約束”だが、本作の冒頭、電話を取った大岩は「何?最後のご遺体!?…わかった、すぐ臨場する」という言葉。シリーズの集大成として一課長VS令和“最後のご遺体”という難事件に挑む。

 昭和レトロな最有力容疑者・永井杏子を演じる朝倉は、2012年に『土曜ワイド劇場』枠で放送した本シリーズ第1作『警視庁捜査一課長〜ヒラから成り上がった最強の刑事! 主婦たちの4億円強奪トリック血液型を自在に変える少女!!』に事件の鍵を握る少女役で出演しており、今回、約12年ぶりに“一課長ワールド”に凱旋することになった。

 本作のオファーに、朝倉は「演技を学び始めた頃の自分が大変勉強させていただいた『警視庁・捜査一課長』に、12年ぶりにまた出演させていただける喜びで胸がいっぱいになりました。あのとき感じた、楽しかったことや悔しかったことを思い出しました。そして個性的な役を生かすために、今の自分ができる精一杯の力を出そうと思いました」と全力で臨む決意を語った。

 さらに、平成に起きた未解決誘拐事件の被害者の母・永井多恵を杉田が演じる。『警視庁・捜査一課長2020』にゲスト出演した際はスーパーのクレーム処理係の女性を熱演しドラマに厚みをもたらしてくれた杉田が、今回は悲しい事件を引きずり、まるで平成に取り残されたかのように日々を暮らす母の苦悩を丁寧に表現する。

 なえなのは、Z世代の社長秘書・今戸希菜子として登場。「お話をいただいたときは刑事ドラマ!?っと驚きましたが、若者の秘書役だったので、しっかりしつつも最近の若者らしさを前面に出せたらいいなと思いながら演じました。“昭和あるある”を勘違いしているセリフが多くて、(脚本を)読んでいて楽しかったです」とコメントしている。

 また、橋本は被害者の上司であるフードプロデュース会社社長・飯吉望役、咲妃みゆは何者かによって命を奪われてしまった被害者・押尾貴代を演じる。

 さらに三河悠冴は、昭和レトロを愛する大学講師・片石堅郎役、椿鬼奴はつらい記憶を抱える駄菓子店の店主・杉田琴音役を務めることも発表された。

4月18日放送『警視庁・捜査一課長スペシャル』ゲスト解禁(C)テレビ朝日