株式会社BYARD(本社:東京都港区、代表取締役CEO:武内 俊介)は、営業事務、営業企画の仕事に関する実態調査を実施しました。


■ 調査サマリー

  • リモートワークが減って出社が増えた割合は30%超

  • 管理職の約3割がコロナ禍よりも働きやすさを実感

  • 対面でやりやすい業務は「営業担当者のサポート」が最多で54.6%

  • 非対面でやりやすい業務の上位は「契約関連」や「自社からの発注・在庫管理」「データ分析関連」

  • 「契約関連」、「納品関連」、「請求関連」の業務マニュアルが存在するのは約5割

  • コロナ禍を経て発生した変化がマニュアルですべて反映・更新されたのは15.6%と限定的

■ 調査概要

  • 調査概要:営業事務、営業企画の仕事に関する調査

  • 調査方法:インターネット調査

  • 調査期間:2024年01月10日

  • 有効回答:営業事務、営業企画に関わる担当者420名

  • ※構成比は小数点以下第2位を四捨五入

■ リモートワークが減って出社が増えた割合は30%超

 「コロナ禍(2020年4月~2023年5月)と比較して、直近のあなたの勤務形態はどのように変化しましたか?」と質問したところ、「リモートワークが減って出社が増えた(31.2%)」という回答が多く集まりました。


■ 管理職の約3割がコロナ禍よりも働きやすさを実感

 「コロナ禍(2020年4月~2023年5月)と比較して、直近のあなたの働きやすさはどのように変化しましたか?」という質問に対し、働きやすくなった/やや働きやすくなったと回答した人が、働きにくくなった/やや働きにくくなったと回答した人を上回りました。特に、部門やチームを管理する立場にある方が働きやすさを感じていることが明らかになりました。


■ 対面でやりやすい業務と非対面でやりやすい業務の傾向が明らかに

 「あなたの現在の各担当業務について、非対面と対面における業務遂行のしやすさを教えてください。」という質問については、業務内容によって回答の傾向が分かれました。

 対面の方がやりやすい/対面でないとできないという回答が多く集まったのは、「営業担当者のサポート」でした。業務の前提となる状況が多岐にわたるため、言語化されない細かなニュアンスを対面のコミュニケーションで汲み取る必要性が高いことが背景にあると考えられます。

 一方で、「データ分析関連」については、7割を超える方から非対面の方がやりやすいという回答が集まりました。個人で完結するケースが多いことにくわえ、深い集中を求められることから非対面にやりやすさを感じる人が多いと考えられます。

 次いで多かったのが「契約関連」や「自社からの発注」「在庫管理」についてでした。各種クラウドサービスの普及によって、オンラインで資料や数字を収集・処理できる機会が増えていることも背景にあると考えられます。


 さらに細かく内訳を見ると、契約関連については部門やチームを管理する立場にある人の方が、データ分析関連についてはメンバーが、それぞれ非対面にやりやすさを感じている割合が多いことが明らかになりました。


■ 契約、納品、請求関連の業務のマニュアルが存在している割合は約5割。存在していない割合が最多。

 「あなたが担当する各業務について、マニュアルは存在しますか?」という質問に存在すると回答した人は、契約関連の業務が最も多く(55.6%)、自社からの発注・在庫管理(51.7%)、見積もり関連(49.5%)と続きました。多くの企業において、マニュアルの重要性が理解されていることが分かります。しかし、「自社からの発注・在庫管理」や「納品関連」などを筆頭に、マニュアルが存在しているが使われていない業務の存在も明らかになりました。これらの業務では、実態とマニュアルの内容に乖離が発生している可能性が高く、人の入れ替わりに際して従来通りの運用が難しくなるおそれがあります。

 また、マニュアルが存在していない業務に目を向けると、「営業担当者のサポート」が最多でした。直接的なコミュニケーションが多く求められる業務においては、属人化が進むとともにマニュアルの作成が難しいという状況が想像できます。


■ 業務内容の変更をふまえたマニュアルの反映・更新は限定的

 マニュアルの更新状況について質問したところ、業務の一部のみ反映・更新されたと答えた方は4割を超えていました。マニュアルの更新が業務状況に追いついていない状況はもちろん、業務自体が定まっておらずマニュアルの更新に至っていないといった状況が発生していると考えられます。また、コロナ禍以降に新しくマニュアルを作成したと回答した人が5割弱と、業務の変更やハイブリットワークの導入などにより今までのマニュアルが機能しなくなった状況が見えてきます。


■ まとめ

 コロナ禍と比較して、リモートワークが減って出社が増えたと回答した人が最も多く、それによって業務内容や仕事のしやすさが変化している様子が垣間見られます。結果的に、業務マニュアルを更新する必要が有るものの実際には一部のみにとどまっている状況や、新たにマニュアルを作成する必要が発生している状況が明らかになりました。


 また、非対面と対面のどちらが業務をしやすいかについては、業務の特徴や回答者の立場の違いが結果に現れました。出社状況が多様になり、営業事務の業務効率化を図る難易度が高まっていることが明らかになりました。

■ 「BYARD(バイアード)」について

 「BYARD」は業務の流れを画面上で見える化でき、チームや組織で業務カイゼンを継続できる仕組みを作るプラットフォームです。

入社手続きや受注管理、イベント推進など、人同士が連携しあう業務であれば活用が可能です。 各業務の関連性や進捗状況を「業務の流れ(ストリーム)」として確認できるので、いつ、誰が、何の業務を行っているかがひと目でわかり、マネジメントにも効果を発揮します。
 また、プラットフォーム内で各業務のドキュメントやマニュアルを紐付けることができるので、社内に散らばる情報資産も一元管理できるのが特徴です。

 「BYARD」はチームや組織全体で生産性を向上させ、ひとりひとりが働きやすい環境を提供することを目指しています。

「BYARD」サービスサイト:https://byard.io/

株式会社BYARD ■会社概要
代表取締役CEO:武内 俊介
事業内容:「BYARD(バイアード)」の開発・運営
設立:2021年5月6日
本社:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー
企業URL:https://byard.io/

※記載情報は、発表日現在のものです。情報は予告なしに変更されることがありますので、 あらかじめご了承ください。

配信元企業:株式会社BYARD

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