国際サッカー連盟(FIFA)は3日、パリ・オリンピックのマッチオフィシャルを発表した。

今大会には45カ国から89名が選ばれ、主審は21名、副審は42名、VAR担当は20名、サポートは6名となった。

日本からは男性審判員は選ばれなかったが、女性審判員では主審に山下良美さん、副審に坊薗真琴さん、手代木直美さんも選ばれることとなった。

パリオリンピックでは、男子が7月24日に開幕し8月9日に決勝戦。女子は7月25日に開幕し、8月10日に決勝戦が行われる。共に決勝はパルク・デ・プランスとなる。

また、セミオート・オフサイドシステムやゴールライン・テクノロジー、VARも導入。マッチオフィシャルにとっても、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)、2027年の女子W杯に向けて、大事な舞台となる。

なお、なでしこジャパンはアジアで2枠という厳しい出場権を獲得。男子は、4日にメンバーが発表された16日に開幕するAFC U23アジアカップで上位3位に入れば出場が決定。4位になると、アフリカ予選4位のギニアと大陸間プレーオフを行い、出場が決定する。

山下さんは2022年のカタールW杯や2023年のオーストラリアニュージーランド女子W杯などを担当。坊薗さん、手代木さんのセットで男女の国際大会に参加している。