脂肪分が少なくさっぱりとした味わいで愛される鶏のささみ。しかし、「下処理で筋を取るのが面倒」「いつもうまく取れない」とお悩みの人も多いでしょう。

正しいささみの筋取りの方法を、日本ハムの公式サイトからご紹介します。

高タンパクで人気の鶏ささみ

鶏肉は、タンパク質が豊富でダイエットや筋トレに力を入れている人に人気の食材です。その中でも、特に高タンパクでヘルシーな部位として知られているのがささみ肉です。

脂質・糖質が少なく低カロリー、高タンパクなささみ肉は筋肉を増やすのにぴったりの食材。体を鍛えている人、ダイエットしている人をはじめ、バランスのいい食事を心がけている人々の、強い味方となるお肉ですよね。

味にもクセがなく、どんな料理にも使いやすいささみ肉ですが、下処理として白い筋を取る必要があります。

この筋を上手に取るための方法を詳しく見ていきましょう。

ささみの正しい筋の取り方

ささみ肉の白い筋は見た目にはそれほど目立たないため、気にせずそのまま調理しているという人も多いかもしれません。

ですがこの筋をそのままにしておくと、調理の際に加熱した時、肉がぎゅっと縮んでしまう原因にもなります。また、口に入れた時にも残ってしまうため、口当たりが悪くもなるでしょう。

この白い筋を簡単に取り除くための手順は以下の通りです。

1.筋を確認する

白く一本の線のように入っているのが筋です。筋を上にして置きます。

2.筋の端に切り込みを入れる

筋の太い方の端に、包丁で切り込みを入れます。筋が指でつかめるくらい、1㎝程度の切り込みを入れましょう。

3.筋の端を押さえながら引っ張る

切り込みを入れた端を指でつかんで全体を裏返しにし、包丁で肉の端を軽く押さえながら筋を引っ張ります。

4.膜が付いている場合は取る

薄い膜が付いているものは、はがしながら取ります。

日本ハム ーより引用

ささみ肉のこうした下ごしらえが面倒な人、できるだけ時短したいという人は、筋が取られ下ごしらえが済んだ状態で売られているささみを購入するのもおすすめ。

無理のない範囲で工夫しつつ、おいしく鶏ささみをいただきましょう。


[文・構成/grape編集部]

出典
日本ハム
※写真はイメージ