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ヒノキ花粉の飛散がピークに入っています。今週末は広範囲で大量飛散が予想されるため、花粉症の方は万全の対策が必要です。

6(土)は広範囲で大量飛散の恐れ

6(土)は、九州南部では雨の影響で花粉の飛散は抑えられるでしょう。九州北部や四国、本州では「多い」または「非常に多い」見込みです。

東京では4(木)に桜が満開となり、そのほかも九州~関東など、見頃の所が多くなりつつあります。ただ、広範囲でヒノキ花粉の飛散がピークを迎えています。今週末はお花見の計画を練られている方も多いと思いますが、花粉症の方は万全の対策を心がけてください。

7(日)も本州を中心に飛散しやすい

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7(日)は、九州南部と四国は「少ない」、九州北部と近畿は「やや多い」でしょう。そのほかの地域では「多い」または「非常に多い」予想です。

6(土)に比べてエリアは多少狭まりますが、大量飛散となる所があるでしょう。

ピークはいつまで?

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ヒノキ花粉のピーク期間は、およそ1週間~2週間です。多くの所で4月中旬までとなるでしょう。仙台はヒノキ花粉の飛散量は少なく、はっきりしたピークはない見込みです。

1平方センチメートルあたり10個以上の「やや多い」花粉を観測するような本格的な飛散は、九州では4月上旬まで、中国・四国から東北の多くの地域では4月中旬まででしょう。東海地方の一部は4月下旬までの見込みです。ただ、本格的な飛散が終了しても5月上旬頃までは、各地で花粉がわずかに飛ぶ日があるでしょう。花粉症の症状がある方は、引き続き対策を行いましょう。

外出時の花粉対策

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花粉症の症状を緩和させるには、花粉を避けることが大切です。マスクやメガネをつけ、衣類も工夫しましょう。

メガネ
メガネを使用しない場合に比べて眼に入る花粉量はおよそ40%減少し、防御カバーのついた花粉症用のメガネではおよそ65%も減少するという実験結果があります。

② マスク
感染症予防として使用している方も多いかと思いますが、花粉を吸いこむ量もおよそ3分の1から6分の1に減らすことができます。マスクは顔にフィットするものを選ぶことが大切です。また、マスクの内側にガーゼを当てること(インナーマスク)でさらに鼻に入る花粉が減少することが分かっています。

衣類の工夫
一般的にウール製の衣類などは木綿や化繊に比べて花粉が付着しやすく、花粉を屋内に持ち込みやすくなります。ウールの花粉のつきやすさは、綿に比べるとおよそ10倍にもなります。外出の際は、外側にウール素材の衣服を着ることは避けて、表面がツルツルした素材の上着を選ぶようにしましょう。

今週末 広範囲でヒノキ花粉が大量飛散 お花見には万全の対策を ピークいつまで