ロボットアニメ勇気爆発バーンブレイバーン最終話放送当日の3月28日に、特別番組「『勇気爆発バーンブレイバーン』ABEMA生放送特番バイバイバンバンブレイバーン」が、アニメSPECIALチャンネルにて地上波での最終話放送直後に独占生放送され、大張正己監督、ブレイバーンデザイン、音響監督、イサミ・アオ役の鈴木崚汰ルイス・スミス役の阿座上洋平ブレイバーン役の鈴村健一が生出演し、キャストが選んだ名シーンとともに本作をふり返ったのに加え、後半では、アニメ最終話“生コメンタリー”も行われ、制作秘話が続出した。

【写真】独占生放送された特別番組「『勇気爆発バーンブレイバーン』ABEMA生放送特番バイバイバンバンブレイバーン」

最終話放送直後ということで

なぜか主人公のイサミへの愛が重すぎる謎の人型ロボットのブレイバーンを筆頭とするクセの強いキャラクターたちや、予想を裏切る超展開の連続で話題を呼んだ「勇気爆発バーンブレイバーン」の、最終話放送直後ということで、本番組では、キャストが事前にピックアップした名シーンや、最終話の“生コメンタリー”で本作をふり返っていく。

衝撃を与えた第1話ブレイバーン登場シーンでは、監督自らが、BGMをかけるブレイバーンの珍行動の理由を明かしたり、第11話で、なぜかロボたちが食レポを始めるシーンでは、鈴木が「笑いこらえるのに必死でした」、鈴村が「何やってるんだろって思いながら収録していました」とアフレコの裏側を語ったりと、衝撃の展開にツッコミを入れながら、名シーンを振り返っていく。

また、鈴村がピックアップしたという第2話での、イサミが不在で力を発揮できないブレイバーンが、無線越しに尋問され、気絶しているイサミに対して「イサミィーーッ! そろそろだよな、イサミィーーッ!!」と熱く呼ぶシーンでは、鈴村からオーディションの裏話として、オーディションでこのセリフを読みあげたことを明かしつつ、当時はブレイバーンの設定を知らされていなかったものの、「イサミィーーッ! そろそろだよな、イサミィーーッ!!」という台詞を見て、「このロボ、ちょっとふつうじゃないぞ」とブレイバーンの異質さを感じ取ったと言う。

鈴村は「なんか、今までのロボットアニメのメタ要素が入ってくるんだなって、そこから感じ取って、すごくていねいに演じた。それのおかげで決まったと思ったよ」と話すと、大張監督も、オーディションを思い返し「かっこいいだけじゃない、いい意味で情けないというか、かわいい部分もすごく良くて、“もうブレイバーンだ!”って思いました」とブレイバーン役に決めた理由を明かす。

さらに、このシーンでアドリブを入れたことも明かし、「2バージョン録っていて、もっとちょけてるバージョンがある」と語った鈴村に、鈴木と阿座上から「聞きてぇ」「気になるぅぅ」と惜しむ声が飛び出していた。

■衝撃を与えた“ブレイバーンの正体”

加えて、大張監督から、衝撃を与えた“ブレイバーンの正体”にまつわる裏話や、スミスの決死の覚悟が感動を呼んだ、第8話スミスVSクーヌスでのスミスの本心なども明かされ、キャストも知らなかったという真相に、3人から「そうだったのか!」「うわぁ、なるほど!」と驚きの声が飛び交う。

さらに、最終話の生コメンタリーでは、ラストシーンにかくしたという、とある伏線も語られ、3人が「ちょっと待って!?」「どういうことなんでしょうか」「これは視聴者のみなさんの想像におまかせしましょう」とざわつく。

そして、さまざまな制作秘話が明かされたところで、あっという間に番組は終わりの時間になり、最後に本作をふり返り、鈴木は「初めて乗ったスーパーロボットが、ブレイバーンで本当によかったなと思っております。すごくさびしいので、また何かしらのかたちで彼らの元気な姿を見たいと常々思ってます。引き続きブレイバーンの応援をお願いします」と本作への思いを熱弁する。「これから代表作って言うんだよ」と話す“相棒”の阿座上に、鈴木は「もちろんです!」と大きくうなずいていた。

大張正己監督、鈴木崚汰、阿座上洋平、鈴村健一が生出演した特別番組「『勇気爆発バーンブレイバーン』ABEMA生放送特番バイバイバンバンブレイバーン」/(C)「勇気爆発バーンブレイバーン」製作委員会