ボール1つあればどこでもできるのがサッカーとは言われるが、とんでもない場所で行われているサッカーの試合が話題だ。

それはペルーで行われた試合。アマチュアの2クラブ、FCセボリータスとエンプレサ・コムナル・デ・マカリの試合だ。

この2チームはペルーのマカリ地区にある、ビセンテナリオ市営スタジアムで対戦。ただ、そのピッチ状態は異常なものであり、「奇妙な芝生」として大きな話題を呼んでいる。

芝生ではありそうだが、ほとんどの場所がただの草むら。大きな茂みや穴があり、ボールが隠れてしまうほどの長さがある。

ドリブルなど当然できる状況ではなく、どこにボールがあるか分からない不思議なピッチ。ボールも転がらないような状況だが、両チームの選手たちは試合を続けている。

ペルー『エル・コメルシオ』によれば、どうやらこれはアマチュアやセミアマチュアクラブにとっては慣例的なものになっているとのこと。地域ごとに行われる予選を勝ち抜く必要があり、このようなピッチでの試合もよくあるという。

衝撃的なピッチでのプレーには「サッカーをやる場所じゃない」、「どこの農場なの?」、「野生のポケモンが出てきそう」、「これが2024年に行われているとは」、「これでスタジアムなの?」と驚きの声が世界中で湧き上がっている。