ASRock4月1日、同社が販売する対応マザーボードにおいて、第12世代 / 第13世代Intel Coreプロセッサで「APO(Application Optimization)」機能を利用できる新BIOSデータの提供を開始した。サポートページからダウンロードして利用できる。

Intelはデスクトップ向けの現行最新「第14世代Core」シリーズを発表した際に、新機能「APO(Application Optimization)」をあわせて発表した。最新の第14世代Core、しかもそのうち一部のSKUでしか利用できないとされていたが、構造が似ている第12世代/第13世代でも使いたいという旧世代ユーザーの声を受けて方針を転換。3月には対応タイトルの拡充にあわせて、旧世代システムのために「Advanced Mode」を提供すると明らかにしていた(関連記事)。

今回、この旧世代向け対応BIOSの提供にいち早くASRockが乗り出してきた形だ。最新のIntel Z790だけでなく、ひとつ前のIntel Z690搭載マザーボードでも対応BIOSが展開されているようで、第12世代 / 第13世代Coreシリーズ採用システムで広く利用できそうだ(記事制作時点・筆者調べ)。

ちなみにIntel APO機能を使うには、マザーボードのUEFIアップデート、UEFIでの設定、Intel DTTドライバインストール、ユーティリティのインストール、ユーティリティでの有効化が必要になるとみられる。

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