韓国大統領を狙ったテロ事件と、人工培養肉の技術で新たな時代を切り開いた国際的企業をめぐるノンストップサスペンス「支配種」の本予告(https://youtu.be/fjM8qPNePO4)と日本語版本ポスターがお披露目された。

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物語の中心となるのは、テロ事件の容疑者を追う元軍人ウ・チェウン(チュ・ジフン)。彼は事件の生存者であり、人間の支配から動物を解放する最先端技術・人工培養肉を生み出す企業・BF社のCEOであるユン・ジャユ(ハン・ヒョジュ)を疑い、ボディガードとして接近する。チュ・ジフン、ハン・ヒョジュのほか、イ・ヒジュン、イ・ムセン、チョン・ソクホらが共演。「秘密の森 深い闇の向こうに」のイ・スヨンが脚本を担当し、パク・チョルファン監督と「グリッド」以来のタッグを組む。

予告編の冒頭では、完璧な世界を目指して開発された人工培養肉技術によって、食物連鎖による人間と動物の支配関係を終息させたことで、第一次産業が崩壊し、BF 社への反発を強める市民が映し出される。さらにジャユへの殺害予告が届いたり、「培養肉は細菌の塊だ」という記事を発端に、オフィスビルにマスコミが押し寄せたり、ハッキングの被害を受けたりと、次々に見えない脅威が迫る。しかしジャユは、何かを知っているかのような表情で、犯人を「うちの社員かもしれない」と指摘する。

一方、BF社が大統領テロ事件以降、記録的な利益を上げていること、そしてジャユが事件の生存者であることから、チェウンはジャユに狙いを定め、彼女のボディガードとして、BF社への潜入に成功。テロ事件の真相に迫ろうとするなか、「彼は信頼できる人か、それとも遠ざけるべき人なのか」と目を合わせるふたりの姿から、関係がどのように変化していくのか、本編に期待が高まる。映像は、「黒幕は誰だ?」「食物連鎖から人間を切り離すことが最初の目標だとしたら、その次は……」という意味深なメッセージと、水槽のような大きな装置を見つめるジャユの眼差しで、締めくくられている。

ポスターは、主要キャラクターが、巨大なピラミッドのなかに配置されたインパクト絶大のビジュアル。中央のチェウンの背後には、テロ事件の爆発や、BF社に対するデモの様子が切り取られている。さらにピラミッドのなかには、頂点に君臨するジャユを筆頭に、BF社の社員や、テロ事件の秘密に関与する人々が階層ごとに並んでいる。

「支配種」はディズニープラスの「スター」で、4月10日から独占配信(全10話/毎週水曜に2話ずつ配信)。

食物連鎖による人間と動物の支配関係を終息させる、人工培養肉技術が誕生 『支配種』 ディズニープラス スターで4月10日(水)より独占配信開始 (C)2024 Disney and its related entities (全10話/毎週水曜日2話ずつ配信)