2016年9月に飛行機ブラッド・ピットによるDV行為があったと訴え、これを機に離婚を申請したアンジェリーナ・ジョリー。この出来事より以前から、身体的虐待を受けていたと訴えた。

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 2人がかつて共同で所有し、結婚式を挙げたことでも知られる南仏のワイナリー、シャトー・ミラヴァルを巡り、共同所有者のブラッドに断りなく、自分の所有分を第三者に売却したとして訴えられているアンジェリーナ。

 Peopleによると、現地時間4月4日に彼女の弁護士が裁判所に対し申し立てを行い、その中で、ブラッドの暴力について記述があったようだ。

 「ピットによるジョリーへの身体的虐待は、2016年9月のフランスからロサンゼルスに戻る旅行よりも以前から行われていました。このフライトでは、彼による身体的虐待が、初めて子どもたちにも向けられました。これを受け、ジョリーはすぐに彼の元を去ったのです」と訴えているそうだ。

 アンジェリーナ側は、ワイナリーを第三者に売却したのは、ブラッドが秘密保持契約を結ばない限り買い取らないと主張したためだと述べ、彼はこうした情報が流出することを恐れたからだと訴えているそうだ。

 一方ブラッド側は、代理人はコメントを拒否したものの、「自身に不利になる決断が下されると、目を逸らすために、誤解を招くような不確実かつ/もしくは無関係の情報を提供する。ありがちな行為です」と友人がコメント。

 「親権を巡って長く裁判が行われ、2人の関係が時系列を追って審理されましたが、裁判官はすべての証拠を考慮したうえで、今も彼に対し対等の親権を与えると判断しています」と述べているそうだ。

アンジェリーナ・ジョリー、ブラッド・ピットから暴力を振るわれていた (C)AFLO