「車の窓ガラスがくもって見えにくくなってきた」「 フロントガラスが雨で濡れると、夜ギラついて見えにくくなる」とお困りではありませんか?運転をする上で窓ガラスが見えづらい状態は非常に危険ですし、車の見栄えも悪くなるので気になっている方も多いのではないでしょうか?そのようなお悩みは、油膜取りを使用することで解決するかもしれません。今回は、油膜取りの種類や上手な選び方、おすすめ商品やメリット・デメリットなどを詳しく解説します。最適な油膜取りを上手に選んで、きれいな窓ガラスを手に入れたい方はぜひ最後までご覧ください。

油膜取りの種類と状況に合わせた上手な選び方
自動車保険の選び方

はじめに、油膜取りの3タイプの特徴やそれぞれの効果を紹介し、どのようなときに使用するのが向いているのかを解説します。

油膜取りとはどのようなものなのかを知り、自分の状況ならどのタイプを選ぶのが向いているのか考えながら読んでみてください。

日常的なお手入れにはシートタイプがおすすめ

少し汚れていると感じたときにささっと手軽にお手入れをしたい方には、シートタイプの油膜取りがおすすめです。

洗剤を含んでいるウェットティッシュのようなシートで窓ガラスをささっと拭くことで、ちょっとした油汚れを取ることができます。

手軽に使える反面、効果はそれほど高くないので頑固な油膜を取りたいときには不向きです。

シートと洗剤が一体型なので、スポンジややわらかい布などを別で準備する必要がないのも便利なポイントです。

ウェットティッシュのようにシールタイプの蓋で閉じられている商品の場合、しっかり閉じておかないと乾燥して使えなくなってしまうので、しばらく使用しない場合は保管方法に注意してください。

ワイパーで手軽に拭き取りたいならスプレータイプ

住居用洗剤などと同じようなスプレーボトルに入った油膜取りは、先ほど紹介したシートタイプとこの後紹介する液体タイプの中間に位置付けられるタイプの油膜取りです。

気になる油膜汚れにさっと吹きかけて、やわらかい布などで拭き取るだけで油膜がきれいになります。

また、スプレータイプの手軽さがより発揮するのが雨天時の使用です。

雨天時にスプレータイプの油膜取りを窓ガラスに吹きかければ、あとはワイパーを作動させるだけでお手入れが完了します。

シートタイプに比べて効果が高めなので、手軽さと効果の高さを両立したい方におすすめです。

ひどい油膜が気になっているなら液体タイプ

これまで紹介した3タイプの中で、最も効果の高い油膜取りは液体タイプです。

液体タイプの油膜取りは、研磨剤入りのものや油を溶かす成分が入ったものなどさまざまな商品があります。

シートタイプやスプレータイプのように手軽に使用できないので、頑固な油膜汚れがないなら、手間がかかるデメリットを強く感じてしまうかもしれません。

スポンジなどできれいに塗り広げて水洗いし、そのあと乾拭きする手間をかけてでも取りたい頑固な油膜汚れが気になっている方には、液体タイプがおすすめです。

こちらで紹介した3タイプの油膜取りの中で、今の車の状態に1番あっているものはどれか考えながら、実際の商品をチェックしてみてください。

窓が汚れるたびに油膜を予防したいならウォッシャータイプも

日常的にいつもフロントガラスをきれいな状態にしておきたい方は、油膜取り効果のあるウォッシャー液を使用するのがおすすめです。

ウォッシャータイプは、頑固で落ちにくい油膜を取る効果は薄いですが、液体タイプなどの油膜取りでピカピカにした窓ガラスを日常的に掃除することで油膜を付きにくくします。

汚れを落とす効果の高いウォッシャー液を使用することで、しっかり掃除をする頻度を下げられるのでぜひ活用してみましょう。

ウォッシャータイプなら、車内からワイパーを動かすだけで掃除が完了するのも簡単で嬉しいポイントです。

おすすめの油膜取りの一括比較表
油膜取りのおすすめアイテム10選
油膜取り

ここからは、おすすめしたい油膜取りの商品を10個紹介していきます。

先ほど紹介したタイプを網羅しているので、自分に合ったものを見つけてみてください。

プロスタッフ(Prostaff)
キイロビン®︎ クイックマジックゴールド
531円〜(税込)
車用 ガラス油膜&被膜落とし剤 キイロビン クイックマジックゴールド 54g A-14

商品詳細はオリジナルサイトでご覧ください。

イチネンケミカルズ(Ichinen Chemicals)
ガラスの油膜取り くもり止め クリンビューPro
660円〜(税込)
ガラスの油膜取り くもり止め クリンビューPro
拭き跡残らずスプレーで手軽に使える!

商品詳細はオリジナルサイトでご覧ください。

ペルシード(Pellucid)
油膜取り・ウロコ取りクリーナー
1,203円〜(税込)
油膜取り・ウロコ取りクリーナー
油膜と同時にウロコもスッキリ取れてピカピカに!

商品詳細はオリジナルサイトでご覧ください。

プロスタッフ(Prostaff)
ブルビン 油膜取りウォッシャー
355円〜(税込)
ブルビン 油膜取りウォッシャー
日常的に油膜や虫汚れを防げるウォッシャー液

商品詳細はオリジナルサイトでご覧ください。

シーシーアイ(CCI)
スマートビューガラスコンパウンドクロス
409円〜(税込)
スマートビューガラスコンパウンドクロス
厚手の特殊クロスで擦るだけで油膜が落ちる!

商品詳細はオリジナルサイトでご覧ください。

Holts(ホルツ)
ガラス油膜取りやわらかスポンジ
281円〜(税込)
ガラス油膜取りやわらかスポンジ
ガラスの油膜だけでなく塗装面の小キズも消せるスポンジ

商品詳細はオリジナルサイトでご覧ください。

トラスコ中山(TRUSCO)
油膜が取れるガラスクリーナー
344円〜(税込)
油膜が取れるガラスクリーナー
外ガラスだけでなく内ガラスもきれいに!

商品詳細はオリジナルサイトでご覧ください。

ソフト99(Soft99)
油膜ねこそぎクリーナー
585円〜(税込)
SOFT99「ウィンドウケア ニュー油膜ねこそぎクリーナー 270g」
専用スポンジと効果の高い液体クリーナーで油膜スッキリ

商品詳細はオリジナルサイトでご覧ください。

カーオール (Carall)
油膜取りパッド
390円〜(税込)
オカモト産業(CARALL) ガラスクリーナー 油膜取りパッド 2077
水をつけて擦るだけで簡単に油膜掃除ができるパッド

商品詳細はオリジナルサイトでご覧ください。

Holts(ホルツ)
クルマの激落ちくん 虫・油膜取りウォッシャー液
670円〜(税込)
クルマの激落ちくん 虫・油膜取りウォッシャー液
油膜や虫汚れ、鳥のフンをスッキリ落とすウォッシャータイプ

商品詳細はオリジナルサイトでご覧ください。

油膜取りをするメリット
メリット

ここまで、油膜取りのタイプや上手な選び方を紹介し、おすすめの商品を10個紹介してきました。

これらの油膜取りを活用して車のフロントガラスをきれいにすることで、どのようなメリットがあるのかを確認していきましょう。

窓ガラスのギラつきやモヤモヤが軽減され見やすくなる

油膜取りを使うことで、窓ガラスの表面から油や汚れを除去することができます。

それにより窓ガラスがクリアになるため、ギラつきやモヤモヤが軽減され、運転中の視界が格段に良くなります。

車の窓ガラスがくもっていると、運転中に視界が悪くなりますよね。特に夜間や雨の日は、そのくもりがより目立ちます。

視界が悪いと運転が非常に危険になるので、安全運転のためにも定期的な油膜取りがとても重要です。

窓ガラスがピカピカになり見栄えがよくなる

窓ガラスがくもっていたり汚れが付いたりしていると、車全体の見栄えが損なわれてしまいます。

しかし油膜取りを行うことで、窓ガラスがピカピカになり車全体の見栄えがよくなるので、高級感もアップします

車の外観を美しく保つことは、持ち主にとって誇りの1つではないでしょうか?

お気に入りの車を所有しているなら、フロントガラスの美しさにもこだわっていつもきれいな状態にしておきましょう。

ガラスコーティングをする前にきれいにできる

ガラスコーティングを施そうと考えているなら、その前に油膜取りを使って窓ガラスをきれいにしておくことで、高いコーティング効果が得られます。

油膜取りをしていない状態でコーティングすると、窓ガラスの表面に油や汚れがついたままコーティングしてしまうので、しっかりとしたコーティング効果が得られない可能性があるので注意しましょう。

フロントガラスをコーティングしてきれいな状態を保ちたい方は、先に油膜取りをしておくのがおすすめです。

これらのメリットを考えると、油膜取りは車のメンテナンスにおいて欠かせないアイテムだといえるでしょう。

油膜取りをするデメリット
車 デメリット

車をきれいな状態に保ったり、窓ガラスのギラつきやくもりを取って安全に運転できたりメリットの多い油膜取りですが、デメリットとなりうるポイントもあります

自分にとってメリットとデメリットどちらが大きいのかをしっかり考えて、取り入れ方を検討してみましょう。

しっかり磨くためには手間がかかることも

油膜取りを行う際、窓ガラスを十分に磨くためには手間がかかることがあるのがデメリットの1つです。

特に頑固な油膜や汚れが付着している場合は、繰り返し丁寧に磨く必要があり大変に感じる方もいるかもしれません。

時間や手間をかけないと完全に油膜を取り除くことができず、効果が実感できない場合もあります。

このようにならないために、日頃からシートタイプやウォッシャータイプの油膜取りで頑固な油膜を付けないようにするのが大切です。

手軽なシートなどでは油膜が取り切れない

市販の手軽な油膜取りシートやスプレータイプの油膜取りを使っても、頑固な油膜を完全に取り除くことが難しい場合があります。

特に古い汚れや頑固な油膜には、強力な洗浄剤やプロの技術が必要になることもあります。

自分で行う場合は、完全に取りきれない可能性もあることを知っておきましょう。

プロに依頼すると工賃が発生する

頑固な油膜を取るのをプロに依頼する場合、工賃が発生します。

当然、自分で油膜取りを購入して作業するよりも費用が高くつくので、その点を考慮して検討してみましょう。

プロに頼むことで確実な効果が期待できるので、頑固な油膜に悩まされている方は予算を決めて検討してみてください。

油膜取りの工賃は2,000円程度と安価なケースも多いので、気になっている方は一度相談してみるのがおすすめです。

油膜取りの効果的な使い方
油膜取りの効果的な使い方

最後に、油膜取りの効果をしっかりと発揮するための上手な使い方を紹介します。

こちらでは、1番手間がかかる液体タイプの使い方を中心に紹介します。

使用前に土埃などを水やシャンプーで洗い流す

はじめに、窓ガラスの表面に付着している土埃や泥汚れなどを水や車用シャンプーを使ってきれいに洗い流してください。

この作業を怠ると、油膜取りの洗剤が汚れと混ざって効果を発揮しにくくなります。

また、汚れが残ったままでは、どれだけ磨いてもきれいな仕上がりにならない可能性もあります。

汚れが強い場合は特に、汚れ落とし用のシャンプーなども使用して徹底的に洗浄しましょう。

スポンジなどで油膜取りをガラス面に塗り込む

フロントガラスをしっかりと洗浄してきれいになったら、油膜取り剤をフロントガラスの表面に均一に塗り込みます。

スポンジやクロスを使って、油膜取り剤をガラス面に丁寧に塗り広げていきましょう。

このとき、ガラス全体に均等に塗り込むことが重要です。

大きな車の場合は、フロントガラスの中央あたりが遠くなるので、手が届きにくい場合もあります。

場合によっては、脚立などを使用しながら丁寧に塗っていきましょう。

油膜が特に気になる場所は、しっかりと磨くことでピカピカなフロントガラスに近づきます。

水でしっかりと洗い流す

最後に、油膜取り剤をしっかりと水で洗い流しましょう。

水でガラス面を丁寧に洗い流すことで、油膜取り剤と汚れを完全に除去することができます

十分に洗い流さないと、残留した油膜取り剤がガラス面に残り、逆に汚れを引き寄せる原因となるので注意が必要です。

これらの手順を守って油膜取り剤を正しく使うことで、クリアで美しいフロントガラスを取り戻すことができるのでぜひ試してみてください。

おすすめの油膜取りを使って窓ガラスをピカピカに!
おすすめの油膜取りを使って窓ガラスをピカピカに!

今回は、油膜取りの種類や効果、選び方を紹介し、おすすめの商品や油膜取りを使うメリット・デメリットなど幅広い情報を解説しました。

フロントガラスに油膜がベッタリと付いてしまっていると、運転する際も危ない上に車全体の見栄えの悪さにもつながってしまいます。

油膜の状態やどのような頻度で油膜取りをしたいのかによって、向いている油膜取りのタイプが異なるので、自分の車の状態に合わせて選んでみてください。

頑固な油膜がたくさん付いている状態なら、一度液体タイプの油膜取りでしっかりと油膜を落としてから、シートタイプやスプレータイプ、ウォッシャータイプの油膜取りで日常的にケアするのがおすすめです。

ぜひ、定期的に油膜取りのお手入れを行って、いつもきれいなフロントガラスを目指してみてくださいね。

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