サーフキャリアは、サーフボードを安全かつ効率的に運ぶためには必須のアイテムです。しかし、市場にはさまざまな種類のサーフキャリアがあり価格もさまざまなため、どのモデルを選べばいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、サーフキャリアの種類や選び方について解説します。おすすめのサーフキャリア11個を紹介しているので、サーフキャリア選びにお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。

サーフキャリアを選ぶポイントを徹底解説
サーフキャリアを選ぶポイント

サーフキャリアを選ぶ際には、以下4つのポイントを意識するようにしましょう。

  • キャリアのタイプ:ソフトキャリア / ハードキャリア
  • 取り付ける車種の適合性:ベースキャリアの必要有無
  • 積載可能数:サーフボードの枚数
  • 積載方法:車外積載 / 車内積載
では、それぞれ具体的に解説していきます。
手軽なソフトキャリアか安定性のあるハードキャリアか選ぶ

サーフキャリアを選ぶ際、最初に決めるべきは「手軽さ」と「安定性」のどちらを重視するのかという点です。

取り付けの手軽さを最優先するなら「ソフトキャリア」が最適です。

追加のベースキャリアが不要で車の屋根に直接装着可能なため、設置や取り外しの手間がぐっと軽減できます。

一方、サーフボードをしっかりと固定し、高速走行中も安定感を保ちたいという方もいるでしょう。

その場合は「ハードキャリア」が適しています。

ハードキャリアは車の屋根に固定するための設置するためにはベースキャリアが必要ですが、その分サーフボードを安全に運べるメリットがあります。

自分の使用シーンを想定し手軽さと安定性のバランスを考えながら、ソフトキャリアとハードキャリアのどちらが良いか考えてみましょう。

取り付ける車・ベースキャリアに適合するか

サーフキャリアを選ぶときは、取り付ける車や既存のベースキャリアに適合するかどうかの確認も必須です。

特にハードキャリアを選ぶ場合、ベースキャリアにしっかりと適合するモデルを選ぶ必要があります。

ベースキャリアは車種によって適合するものとしないものがあるため、購入前にメーカーの適合表などで確認しましょう。

互換性のない製品を選んでしまうと、取り付けができなかったり安全に使用できなかったりするおそれがあります。

トラブルを避けるためにも、車種別の適合情報を事前にしっかりとチェックし、安心して使用できるサーフキャリアを選びましょう。

サーフボードを何枚積載できるのか確認しておく

サーフボード積載数も重要なポイントです。

自分が通常使うボードの数はもちろん、友人とサーフィンに行く方は、友人の分を積載することも考慮して選びましょう。

車内積載用のサーフキャリアを選択するのも一つの方法

車内の天井にベルトやバーでサーフボードを固定する車内積載用のサーフキャリアを選ぶのも1つの方法です。

車内に積載できるため積み下ろしがしやすく、サーフボードを車外に出さずに済むため、急な天候の変化や盗難の心配が少ないのが大きなメリットです。

しかしボードを車内に持ち込む必要があるため、積み下ろしの際に車内を傷つけたりサーフボードにダメージを与えたりするリスクがあります。

また、車内が砂や水で汚れる可能性もあるため「車内を絶対に汚したくない」という方はやめておきましょう

おすすめサーフキャリア11選

この章では、当サイトが厳選したおすすめのサーフキャリアを11アイテムご紹介します。

各商品のスペックも掲載しているので、比較・検討してみてください。

スーリー(Thule)
THULE(スーリー)サーフキャリア ウイングバー用 TH8451
12,155円〜(税込)
THULE(スーリー)「サーフキャリア ウイングバー用 TH8451」
バックル付ベルトでサーフボードを確実に固定

商品詳細はオリジナルサイトでご覧ください。

カーメイト(CARMATE)
CAR MATE(カーメイト)サーフボード積載用プロテクター マルチプロテクター50 カーボンルック INA772
3,867円〜(税込)
CAR MATE(カーメイト)サーフボード積載用プロテクター マルチプロテクター50 カーボンルック INA772
誰でも手軽に取り付けられるシンプルな設計

商品詳細はオリジナルサイトでご覧ください。

テルッツォ(Terzo)
PIAA(ピア)サーフボード積載用アタッチメント 4枚積 シルバー EM35
8,677円〜(税込)
PIAA(ピア)サーフボード積載用アタッチメント 4枚積 シルバー EM35
最大4枚のサーフボードを積載可能!

商品詳細はオリジナルサイトでご覧ください。

テルッツォ(Terzo)
PIAA(ピア)サーフボードキャリア EZ LOCK(イージーロック) EM49
10,840円〜(税込)
PIAA(ピア)サーフボードキャリア EZ LOCK(イージーロック) EM49
盗難を防ぐ!キー&ベルトのダブルロック構造

商品詳細はオリジナルサイトでご覧ください。

カーメイト(CARMATE)
CAR MATE(カーメイト)SUP/ボード/カヤック ロッカーF/A XA445
23,510円〜(税込)
CAR MATE(カーメイト)SUP/ボード/カヤック ロッカーF/A XA445
国際的な安全基準であるECE基準をクリアした認定品

商品詳細はオリジナルサイトでご覧ください。

スーリー(Thule)
THULE(スーリー)サーフパッドナロー M TH843
7,480円〜(税込)
THULE(スーリー)サーフパッドナロー M TH843
衝撃吸収に優れた高密度フォームがギアを保護

商品詳細はオリジナルサイトでご覧ください。

スーリー(Thule)
THULE(スーリー)サーフパッド ワイドL TH846
9,350円〜(税込)
THULE(スーリー)サーフパッド ワイドL TH846
ワイドLサイズ!大きなボードを積載したい方におすすめ

商品詳細はオリジナルサイトでご覧ください。

スーリー(Thule)
THULE(スーリー)サーフパッドワイドM TH845
1,650円〜(税込)
THULE(スーリー)サーフパッドワイドM TH845
Thule WingBar Evoに対応!ミディアムサイズのサーフボードに最適

商品詳細はオリジナルサイトでご覧ください。

スーリー(Thule)
THULE(スーリー)サーフパッドナローL TH844
1,650円〜(税込)
THULE(スーリー)サーフパッドナローL TH844
長尺のウォータースポーツギアにおすすめ!

商品詳細はオリジナルサイトでご覧ください。

クレトム(Cretom)
CRETOM(クレトム)ボード積載セット(クレトムインテリアバー専用マリンスポーツ 専用パーツ) ブラック LS-22
2,500円〜(税込)
CRETOM(クレトム)ボード積載セット(クレトムインテリアバー専用マリンスポーツ 専用パーツ) ブラック LS-22
クレトムインテリアバーに簡単に取り付けられる設計

商品詳細はオリジナルサイトでご覧ください。

エーモン(amon)
エーモン工業 OGC ソフトキャリア 8634
7,984円〜(税込)
エーモン工業 OGC ソフトキャリア 8634
工具不要の簡単装着が魅力!

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サーフキャリアを使うメリット3つ
サーフキャリアを使うメリット

サーフキャリアは、サーフィン愛好者にとって必須のアイテムです。

以下はサーフキャリアを使うことによる主なメリット3つです。

  1. サーフボードを簡単に持ち運べる
  2. ボードで車内を汚すことがない
  3. 車内を広く使える
これから具体的に見ていきましょう。
1.サーフボードを簡単に持ち運べる

サーフキャリアを使用する最大のメリットは、サーフボードの持ち運びが格段に楽になることです。

特に長距離を移動する場合や、複数のボードを運ぶ必要がある場合に便利さを実感できるでしょう。

2.ボードで車内を汚すことがない

使用後のサーフボードには、ワックスが塗られていたり、砂が付着していたりします。

そのまま車内に積載すると、車内が汚れてしまう恐れも。

特に、ワックスはシートや内装に付着すると取り除くのが困難で、車の内装を損なう原因にもなりえるでしょう。

車内を常に清潔に保ちたい方にとって、サーフキャリアは非常に有効です。

ボードを車外に安全に固定できるため、車内を汚す心配がなく、清潔・快適な車内空間を維持できます。

3.車内を広く使える

サーフボードを車内に積載すると、かなりのスペースを占有し、車内が圧迫されます。

特に複数人でサーフィンに出かける際や、軽自動車などの小さな車を使用している方にとって、大きな問題となるでしょう。

車内での快適性を保ちつつ、必要な装備や荷物を携帯するためには、サーフキャリアが非常に効果的です。

サーフキャリアにボードを積載することで、車内スペースを広く利用できるようになり、乗員全員が快適なドライブを楽しめるようになります。

サーフキャリアを設置する際の注意点
サーフキャリアを設置する際の注意点

サーフキャリアを車に設置する際に、正しく取り付けないと、安全性に影響を及ぼす可能性があります。

特に、以下の3点はしっかり確認しておきましょう。

  1. 走行中に外れることがないよう正しく取り付ける
  2. 積載していないときよりも風の影響を受けやすくなる
  3. ソフトキャリアは雨の日に車内へ雨水が入ってしまう
では、それぞれ詳しく解説します。
1.走行中に外れることがないよう正しく取り付ける

サーフキャリアを車に設置する際に最も重要なのは、走行中に外れることがないように正しく取り付けることです。

もしサーフキャリアが外れてしまった場合、後続車に対して重大な危険をもたらし、最悪のケースでは事故につながる可能性もあります。

事故を防ぐためにも、設置直後だけでなく使用のたびにサーフキャリアが緩んでいないかを確認し、必要に応じて締め直すことが大切です。

また、高速走行時には空気抵抗が増すため、スピードの出し過ぎにも注意しましょう。

2.積載していないときよりも風の影響を受けやすくなる

サーフキャリアを車に設置している場合、設置していない時に比べて風の影響を受けやすくなります。

特に高速道路での走行や、軽自動車での使用時には注意が必要です。

風によって車の安定性が損なわれると、最悪の場合、命に関わる事故を引き起こす可能性もあります。

高速道路を走行する予定がある場合や、風の影響を受けやすい軽自動車を使用している場合には、ソフトキャリアよりもしっかりと固定できるハードキャリアの使用がおすすめです。

3.ソフトキャリアは雨の日に車内へ雨水が入ってしまう

ソフトキャリアを使用する際には、雨の日の取り扱いに特に注意が必要です。

ソフトキャリアは、固定するためのベルトが車の外側から内側へ入り込む設計になっています。

このため、雨に濡れた際にはベルトに沿って雨水が車内に流れ込むリスクがあります。

雨水が車内に侵入するのを防ぐためには、雨天時の使用を避けるのが無難です。

また、雨水がベルトに沿って流れ込むのを防ぐために、ベルトの入り口を防水素材で覆うなどの対策を講じる必要があります。

注意!原付・自転車のサーフボードキャリアは違法の可能性あり
自動車保険の等級を引き継ぎできないケース【注意点】

原付や自転車でサーフボードを運ぶ際にキャリアを使用することは、道路交通法違反となるリスクがあります。

神奈川県警への取材記事によると、原付や自転車にサーフキャリアを取り付けサーフボードを運搬すると、取締の対象になりうることが指摘されています。

法律を遵守することはもちろんのこと、安全を確保するためにも、原付や自転車ではなく車にサーフキャリアを取り付けて運搬しましょう。

よく比較・検討して自分に合ったサーフキャリアを選ぼう

サーフキャリアを購入する際には、車種や積載するサーフボードの数、使用シーンをしっかりと考慮した上で、最適なものを選ぶことが大切です。

ソフトキャリアの便利さからハードキャリアの安定性、車内積載の手軽さまで、各種キャリアのメリットとデメリットを比較・検討し、自分に合うサーフキャリアを選びましょう。

サーフキャリアのおすすめ11選を徹底比較|2024年版