出口亜梨沙木ノ本嶺浩をダブル主演に迎え、海外発の都市伝説を日本で初映画化した『THIS MAN』(6月7日公開)より、“あの男”の被害により日常が崩れゆく恐怖の本予告映像が解禁。併せて、本作の公式TikTokとムビチケ販売が本日4月5日よりスタートした。

【動画】「次は私の番、、?」幸せな日常が崩れていく『THIS MAN』本予告

 2006年頃、夢の中で眉がつながった奇妙な風ぼうの男と出会ったという女性患者の報告がニューヨークの精神科で多数寄せられた。彼女らの証言をもとに男のモンタージュ写真を作成し、ネット上に公開したところ、世界各国で夢の中で同じ男を見たという証言が多発。謎の男は「This Man」と呼ばれ、恐れられた。

 本作は、この世界で最も不可解で不気味な都市伝説を日本で初映画化。世界的に有名なネットミームに日本独自の解釈を加え、なすすべなく人々が死んでいく描写を通して、昨今のコロナ禍の惨状を風刺した全く新しいスリラー映画となる。

 ある田舎町で、連続変死事件が発生。被害者の共通点は、生前、眉のつながった奇妙な風ぼうの男を夢の中で見ていたこと。夢の中に出てきた男は「あの男」と呼ばれ、人々を恐怖に陥れていた。そんな中、八坂華は、夫の義男と娘の愛とともに、幸せに暮らしていた。しかし、「あの男」による被害が拡大し、徐々に華の身近にも危険が迫る。やがて華は究極の選択を突きつけられることに。果たして華が取った行動とは? 史上最悪の結末が、今幕を開ける―。

 ダブル主演を務めるのは、グラビアで活躍しながらも、NHK連続テレビ小説べっぴんさん』などで女優として活躍する出口亜梨沙と、『仮面ライダーW』で人気を博し、ドラマ、映画、舞台で幅広く活躍する木ノ本嶺浩。そのほか、津田寛治、渡辺哲、鈴木美羽、小原徳子、校條拳太朗、茜屋日海夏、般若、アキラ100%らが脇を固める。

 監督・脚本には、医学系研究分野出身という異色の経歴を持ち、『わたしの魔境』で世界11ヵ国の国際映画祭で受賞した天野友二朗。

 今回解禁された本予告映像は、「舞台は、ある田舎町。人生最高の幸せだった。“あの男“に出会うまでは…」というナレーションと共に、主人公・華(出口亜梨沙)と義男(木ノ本嶺浩)の幸せな家族の日常シーンから始まる。しかし華が、妹・玲(鈴木美羽)から「お姉ちゃん、これ知ってる?」と“眉のつながった男“の画像を見せられると一変、不穏な雰囲気に。

 「これで10件目の不審死か…」と険しい表情を見せる刑事(津田寛治)に続き、何かから必死に逃げる女性、苦しみながら倒れる男性など、不穏な描写が次々に映し出される。それら被害者の共通点は、夢で“眉のつながったあの男”を見ていたこと。

 社会全体に“あの男”の被害が広がっていく中、「次は私の番なんでしょ? みんな死んじゃったよ」と怯える華や、「俺たちずっと夫婦だから…」と涙を流す義男。“あの男”によって華たち家族の幸せな日常が崩れていき、最後は絶叫する女性や泣き崩れる華の姿に加え、ショッキングな展開を予感させる映像が立て続けに映し出されて終了。“ある男”の恐怖でパニックになる世界、その先に待つものとは…。

 本予告映像解禁と併せて、公式TikTokとムビチケ販売も本日4月5日よりスタート。公式TikTokでは、今後恐怖を体感できる動画をどんどん公開していく予定だ。

 映画『THIS MAN』は、6月7日より全国公開。

映画『THIS MAN』本予告より (C)2024 Union Inc.