2024年4月20日(土)に、第三十七回『四国こんぴら歌舞伎大芝居』が生配信されることが決定した。

“こんぴらさん”で有名な四国香川県琴平町にある、国指定重要文化財「旧金毘羅大芝居(金丸座)」。今から189年前の天保6年(1835)、江戸時代後期に建てられたこの劇場は現存する日本最古の芝居小屋だ。その古き良き芝居小屋で昭和60年(1985)に『四国こんぴら歌舞伎大芝居』が復活を遂げて以降、全国から歌舞伎ファンが訪れ、四国路に春を告げる風物詩として長く愛されてきた。

そんな『こんぴら歌舞伎』がこの春、コロナ禍を経て5年ぶりに帰ってきた。耐震補強工事を経て、新たに生まれ変わった金丸座にて、「令和の大改修 杮落とし」公演と銘打ち、松本幸四郎、中村雀右衛門、中村鴈治郎ほか豪華俳優陣が集結。金丸座でしか味わえない芝居小屋らしい演出を凝らした舞台が上演中だ。

そしてこの度、4月20日(土)公演を第一部・第二部ともに生配信されることが決定。江戸時代の芝居小屋ならではの人力の廻り舞台や、花道上のかけすじを使った宙乗り、肩を寄せ合いひしめき合う客席との掛け合い―。まるで江戸時代にタイムトリップしたかのような、芝居小屋の風情たっぷりの舞台をおくる。

特典映像「ようこそ金丸座へ」

特典映像「ようこそ金丸座へ」

さらに、配信チケットを購入すると【配信限定】の特典映像「ようこそ金丸座へ」も視聴することが可能。松本幸四郎が金丸座の舞台裏を案内する「バックステージ・ツアー」や、中村雀右衛門、中村鴈治郎ら出演者と『こんぴら歌舞伎』を支える関係者が語る「スペシャルインタビュー」、琴平町で開催された「お練り」や「舞台稽古」など、ここでしか見られない『こんぴら歌舞伎』の魅力をふんだんに紹介する。

第一部・第二部まとめてお得に視聴できるセット販売も実施。生配信を通じて、“歌舞伎の町”琴平へ旅した気分で情緒あふれる芝居を楽しもう。

『四国こんぴら歌舞伎大芝居』生配信