ドン・キホーテは4月5日、東京・渋谷の「ドミセ 渋谷道玄坂通ドードー店」を、7日24時をもって閉店すると発表した。

「ドミセ」はドン・キホーテ新業態の1号店として、2023年8月にオープン。それから1年経たないうちに、短期間での閉店となるが、同社はその理由として「オープン前に想定していた売上に届かない期間が続いた」ことを挙げる。

そして「同店は、ドン・キホーテのピープルブランド（PB）商品を中心にした品揃えで営業してまいりました。しかし、同店が入る複合商業ビル『道玄坂通』の向かいには、MEGA ドン・キホーテ渋谷本店が営業をしています。渋谷本店でもPB商品は販売しており、かつ、多くのメーカー品も取り揃えているため、流行やカルチャーの発信地として国内外から注目を集める『渋谷』という街でお買い物をされるお客様の足が渋谷本店で留まる状況でした。同店の魅力をうまく発信しきれていないことも相まり、結果的に想定していた集客を達成できない状況が続き、閉店の判断に至りました」と説明した。

なお、「ドミセ アリオ八尾店」（大阪）については、好評のため、引き続き営業するという。