KDDI4月5日、21年前に発売した初代「INFOBAR」をApple Watchのケースとして再現した「初代INFOBARApple Watch Case」の予約販売をクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で始めた。今後一般販売も予定しているという。

【その他の画像】

 Apple Watchの2インチディスプレイが初代INFOBARと同じだったことから着想したというアイデアグッズ。アンテナは伸びず、INFOBARの特徴であるタイルキーも押せないが、Apple Watchの機能を使って通話や音楽再生、Suicaなども使える。

 「出来ることは最新です。ガラケーを使ったことのない世代にとっては平成レトロな心ときめくアイテムに」(プロジェクトページより)。

 カラーは当時一番人気だった「NISHIKIGOI」。対応するApple Watchは、44mmサイズ(Series 6/5/4/SE)および45mmサイズ(Series 9/8/7)。

 INFOBARは、KDDIが「au Design project」の第1弾として、2003年に発売した携帯電話。プロダクトデザイナー・深澤直人さんが手がけたユニークな意匠で注目を集め、後にニューヨーク近代美術館MoMA)の永久収蔵品にもなった。

「初代INFOBAR型Apple Watch Case」。アクリル製の窓からApple Watchのディスプレイにアクセスできる