リーグ・アンで本領を発揮しているモナコの日本代表MF南野拓実リーグ英語版公式X(旧ツイッター/@Ligue1_ENG)が南野のプレー集を公開している。

2022年夏にリバプールからモナコに完全移籍した南野。リバプールプレーしていたことも含め、モナコのファン・サポーターからは大きな期待が寄せられていた。

しかし、チームの戦い方や新たな環境に苦しんだ南野は、公式戦25試合で1ゴール4アシストリーグ・アンでも18試合とシーズンの半分しかプレーせず、たったの1ゴールに終わっていた。

この影響もあり、カタールワールドカップ(W杯)には日本代表として出場したものの、2023年に入ってからは招集されないことに。苦しい時間を過ごし、“終わった選手”という意見も見かけるようになった。

しかし、1シーズンをフランスで戦った南野は、日本代表に呼ばれないことを活かし、今シーズンに向けてコンディションを上げることに集中。アディ・ヒュッター新監督が就任したことも大きな影響だが、今シーズンはかつての輝きを取り戻し、リーグ・アンでは24試合で7ゴール5アシストと活躍を見せている。

キレの良さも取り戻した南野は、シーズンを通じて安定したパフォーマンス。ゴールを奪う能力はもちろん、キレのある動きでの守備いやチャンスメイクなども目立っている。

リーグ・アンの公式Xは南野のプレー集を公開。ゴールだけでなく、アシストや良いプレーをダイジェストでまとめられたものだが、ファンは「マジで凄い」、「これはかっこいいわ」、「本当にキレキレ」、「素晴らしいな」、「このまま活躍続けてほしい」とコメントが集まっている。

チームは残り9試合で勝ち点49の3位。来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得し、南野が再びCLの舞台に立つのか、注目が集まる。