IT分野のジェンダーギャップの解消を目指す特定非営利活動法人Waffle東京都港区、以下Waffle)は、当会理事長の田中 沙弥果がダボス会議で知られる世界経済フォーラム(以下WEF)が発表する2024年のヤング・グローバル・リーダーズ(YGLs)に選出されたことをお知らせします。

 WEFは、公衆衛生、経済開発、テクノロジー持続可能性など、さまざまな分野に携わり、世界でその活躍が期待される40歳未満のヤング・グローバル・リーダーズを毎年選出、発表しています。2024年のヤング・グローバル・リーダーズには、世界各国から80名超、日本からは田中を含め5名が選出されました。

 2024年の選出者は、こちらをご参照ください。

【世界経済フォーラム「ヤング・グローバル・リーダーズ」について(プレスリリースより引用)】

2024年4月4日スイス、ジュネーブ ― 世界経済フォーラムは、2024年のヤング・グローバル・リーダーズ(YGLs)コミュニティに加わる新たなメンバーを選出、発表しました。YGLsは、画期的な活動を通じて未来を切り開き、前向きな変化を加速する90人近いチェンジメーカーの他に類を見ないコミュニティ。政治、ビジネス、市民社会、芸術、学問の各分野で活躍する新星たちが、それぞれのコミュニティや組織、そしてその先に永続的なインパクトを残すことを目指し、結束しています。

20年にわたり、「ヤング・グローバル・リーダーズフォーラム」は、世界で最も喫緊な課題に真正面から取り組むリーダーたちのコミュニティを育成する最前線に立ってきました。公衆衛生や経済開発における画期的イニシアチブの先駆者、テクノロジー持続可能性における最先端のイノベーションの推進者として、長年にわたり、集団のアクションがもたらす影響の見本となっています。

ヤング・グローバル・リーダーズのコミュニティが20周年を迎えるにあたり、新しい仲間を迎えることができて大変嬉しく思います。彼らはリーダーシップの未来を代表する存在であり、彼らの視点と革新的なアイデアが、世界の最も喫緊な課題の解決に大きく貢献することを確信しています」と、ヤング・グローバル・リーダーズフォーラム部門長、イダ・ジェング・クリステンセンは述べました。

YGLsは、グローバルな政策形成や地域社会の改善に計り知れない貢献をしてきました。著名なメンバーには、ネットフリックスのエグゼクティブ・プロデューサーであるピース・ハイドヴォーグ・チャイナ前編集長のマーガレットチャンオリンピック選手のルイス・ピュー、障がい者活動家のシネアド・バーク、平和活動家のビクター・オチェン、シンガーソングライターのウィル・アイ・アムなどが含まれます。

設立20周年を迎えたヤング・グローバル・リーダーズフォーラム。今も、前向きな変化を生み出すことに情熱を燃やす次世代のリーダーたちを育成するというそのコミットメントに揺るぎはありません。長年にわたり、同フォーラムは数多くのインパクトあるプロジェクトを実施。80か国以上で品格を重視するリーダーを支援する「グローバル・ディグニティ」から、発展途上国の子どもたちに100万食の食事を提供してきた「テーブル・フォー・ツー」、多国籍企業17社に大気汚染対策を呼びかけた「クリーン・エア・ファンド」まで、同フォーラムはメンバーの協力のもと、一貫して前向きでグローバル規模の変化を推進してきました。

3年間のリーダーシップ開発プログラムでは、様々なエグゼクティブ教育コース、ラーニングジャーニー、信頼できる仲間との協力の機会を活用し、影響力を加速させるためのサポートを受けることができます。

ヤング・グローバル・リーダーズフォーラムの役員であるニコル・シュワブは、「20年にわたり、私たちは世界の状況を改善しようと熱心に取り組む若いリーダーたちを見出し、育成してきました。今日、新しいヤング・グローバル・リーダーズを迎えられることを誇りに思います。ヤング・グローバル・リーダーズフォーラムは、協力と責任あるリーダーシップを育むという使命を引き続き堅持していきます」と述べています。

【特定非営利活動法人Waffle 理事長 田中 沙弥果 略歴】


2017年NPO法人みんなのコードに入職。文部科学省後援事業に従事したほか、全国20都市超の教育委員会と連携し、学校の先生がプログラミング教育を普段の授業で実施するための事業を推進。同年女子およびノンバイナリーの中高生向けにIT教育の機会を提供開始。

2019年IT分野のジェンダーギャップを解消するために一般社団法人Waffleを設立(現NPO化)。

2020年Forbes JAPAN誌「世界を変える30歳未満30人」や2021年フィガロジャポン誌「Business with Attitude」などの数々の賞を受賞。


2021年内閣府「若者円卓会議」委員、経済産業省「デジタル関連部活支援の在り方に関する検討会」有識者。


2024年女性に関する政策提言をG20に向けて行う、公式エンゲージメントグループ「W20 JAPAN」のデリゲートに就任。


2024年世界経済フォーラムヤング・グローバル・リーダーズ(YGLs)2024に選出。

【NPO Waffle, President Sayaka Tanaka Biography】

Sayaka Tanaka is the first social entrepreneur dedicated to closing Japan's gender gap in tech, which currently ranks 125th out of 146 according to the gender gap index.

At the age of 28, she founded Waffle.org, providing hands-on opportunities to female students, and advocating for the government to address the structural causes of the gender gap. Sayaka received the "Japan SDGs Award", awarded directly by the Prime Minister, and Forbes JAPAN 30 UNDER 30 recognition in 2020. She also won the "Business with Attitude" award by FIGARO.jp and the Work-Style-AWARD 2022 by PERSOL.

Sayaka has emerged as a prominent figure in the discourse surrounding gender equality, influencing corporate, governmental, and media spheres. Her expertise has been acknowledged by prestigious institutions, including appointments to advisory positions within the Cabinet Office, Ministry of Foreign Affairs, and Ministry of Economy, Trade, and Industry. She represented youth at WAW 2020 and spoke on digital/STEM education and corporate advisory boards like Indeed's "Expert Council on the Gender Gap in the Workplace," showcasing her impact on tech and gender equality. She is also the youngest W20 JAPAN delegate in 2024, the official engagement group responsible for proposing policy recommendations regarding gender for the G20. She was selected as one of the World Economic Forum's Young Global Leaders (YGLs) 2024.

Her work at Waffle led to publishing "Me x IT = The Strongest Theory: A Direction for Girls & Gender Minorities to Work in IT" in 2023, solidifying her role as a leader in bridging gender gaps in Japan's tech landscape.

【Waffleでは一緒に活動する仲間を募集中】

 Waffleでは、現在、IT分野のジェンダーギャップの解消に向け一緒に活動する仲間(職員およびインターン生)を募集しています。詳細はこちらをご覧ください。

【特定非営利活動法人Waffle(ワッフル)】 https://waffle-waffle.org

 IT分野のジェンダーギャップ解消を目指し、性自認が女性やノンバイナリーの中高生・大学生・院生に無料でプログラミングを学ぶ場を提供しているNPO法人。中高生に向けた無料のWebサイト作成コース「Waffle Camp」、大学生・大学院生に向けた無料のプログラミング研修「Waffle College」を実施。また、国際的なアプリ開発コンテスト「Technovation Girls」の国内での出場支援、企業との協働による各種イベントの開催、「経済財政運営と改革の基本方針(通称:骨太の方針)」など政策に積極的に提言している。2020年、第4回ジャパンSDGsアワード「SDGsパートナーシップ賞」受賞。主な著書に「わたし×IT=最強説 女子&ジェンダーマイノリティがITで活躍するための手引書(リトルモア刊)」。 





配信元企業:特定非営利活動法人Waffle

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