Fun Standardは4月2日PYKES PEAKが配達員と消費者に向けて実施したアンケート調査の結果をもとに「配達員さんのホンネ。」について発表した。調査は個人向け宅配配達員163人、全国の男女53人を対象に行われた。

まず、再配達を有料化すべきであると考える配達員は74.8%にのぼった。また、宅配ボックスが普及してほしいと考える割合も、「強く思う」が84%、「そこそこ思う」の12.9%を合わせて約96%にのぼる事も分かった。

配達先の不在時にストレスを感じるか尋ねたところ、23.9%が「強く感じる」、39.3%が「まあ感じる」と回答。合わせて63.2%がストレスを感じている事も明らかとなった。

日時指定での不在と、通常配達時での不在とでどちらがストレスを感じるかについては、「日時指定で不在の場合」が93.2%を占めた。

配達員の本音については、「再配達は実質タダ働き」「時間指定はなるべくやめてほしい」「不在票を入れる前に、何度も訪問している」「再配達で毎日1時間20分無駄に」といった4点が明らかになっている。

次に、消費者に対する調査では、94.7%が再配達をお願いする際に申し訳ないと感じている事が分かった。一方で、物流の2024年問題に対して自身で具体的な行動をとったことがあるという人は17.5%にとどまっている。
(フォルサ)

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