アワード「アナロググランプリ2024」のロゴマーク

デジタル時代に生まれた若者世代からも、昨今熱い支持を受けているアナログの世界。そんなアナログオーディオ関連アイテムの、年間の秀作を選ぶ「アナロググランプリ」の2024年授賞モデルが決定いたしました。質の高いアナログ再生を追求してきたオーディオプロフェッショナルが選定した、「アナログ再生の“現在”を追求するモデル」をご紹介します。

2008年にスタートしたアナロググランプリは、「アナログ感覚が感じられ、オーディオファンに推薦するにふさわしいアナログ再生に欠かせない機器」を選定するアワードです。今年2024年の審査会にて選定された、アワードの授賞内容をお知らせ致します。


アナロググランプリ ゴールドアワード 授賞内容


アナロググランプリ ゴールドアワード」のロゴマーク

アナロググランプリの最高峰に位置付けられるゴールドアワードは、類い稀な技術要素や圧倒的な存在感といったさまざまに優れた内容を誇る、トップクラスのモデルに授けられます。その栄誉を獲得したモデルは以下のとおりです。

◼︎アナログプレーヤー Technics「SL-1200GR2」


Technics「SL-1200GR2」

長年進化してきたテクニクスの定番アナログプレーヤー「SL-1200」シリーズの最新モデル。フルデジタルアンプ開発で培った技術を用いたモーター駆動技術「ΔΣ-Drive」の採用が大きな特徴で、伝統のダイレクトドライブ方式をさらに発展させさらなる描写力を獲得した点、またリーズナブルな価格も大きく評価されました。

◼︎アナログプレーヤー DENON「DP-3000NE」


DENON「DP-3000NE」

1972年に登場したDENON(当時デンオン)のダイレクトドライブ・アナログプレーヤー銘機「DP-3000」。その名を受け継ぎ、現代に蘇ったのが「DP-3000NE」です。電源やモーターなどに現代の技術を投入、正確性・安定性・信頼性を高いレベルで実現させました。デノン伝統のサウンドを誇るフラグシッププレーヤーです。

◼︎アナログプレーヤー REGA「NAIA with APHELION2」


REGA「NAIA with APHELION2」

創業以来、一貫してアナログプレーヤーの開発を続けてきたイギリスの名門ブランド・REGA(レガ)。その50年にわたる技術の粋をを集めた事実上のフラグシップ機「NAIA」、そしてMCカートリッジ「APHELION2」がゴールドモデルを受賞しました。剛性や精度を高い次元で実現しながら、スケルトン構造により軽量化も実現。まさにREGAの集大成と言えるモデルです。

◼︎アナログプレーヤー YUKISEIMITSU AUDIO「AP-01」


YUKISEIMITSU AUDIO「AP-01」

航空宇宙や医療機器関連の精密部品メーカーとして知られる由紀精密。2020年に発売された初代アナログプレーヤー「AP-0」は、その独創的なアイデアやデザイン、緻密な加工技術で市場を驚かせました。そこで得たさまざまな知見をベースに、さらに音質を追求した「AP-01」。オーディオ機器としてのさらなる完成度に賞賛が集まりました。

◼︎MC型カートリッジ ortofon「SPU GTE 105」


ortofon「SPU GTE 105

オルトフォンの伝説の銘機「SPU GT」が21世紀に蘇りました。SPUのGシェル内部に昇圧トランスを内蔵する独自技術で、オリジナルの生産完了から約40年ぶりの復活です。本機専用のトランスをルンダール社と共同開発。シェル本体も新規に設計され、軽量と堅牢性を両立。創立105周年、歴史に忠実な開発姿勢も評価されました。

◼︎光電型カートリッジ/フォノイコライザーアンプ DS Audio「DS Master3」


DS Audio「DS Master3 光カートリッジ」

DS Audio「DS Master3 イコライザー」

光電型カートリッジを現代の蘇らせたブランドとして、世界的にも高い評価を得るジャパンブランド・DS Audio。「DS Master3」は、高出力を実現する第3世代振動板を搭載したセミフラグシップモデルです。専用イコライザーも第3世代に合わせ、パーツや電源回路を刷新。レコードの音質をさらに引き上げた功績が評価されました。

◼︎トーンアーム LUXMAN「LTA-710」


LUXMAN「LTA-710」

軸受にナイフエッジを採用したユニバーサル型のトーンアーム「LTA-710」。2022年発売のアナログプレーヤー「PD-191A」のために新規開発されたアームが、好評を受けて単体発売されることになりました。数多のカートリッジに対してナチュラルな音調を引き出すことができる、信頼性の高さに注目が集まりました。

◼︎管球式プリアンプ TRIODE「EVOLUTION PRE」


TRIODE「EVOLUTION PRE」

トライオードの“EVOLUTIONシリーズ”初のプリアンプが登場しました。双三極管12AX7を4本搭載、シャーシは鉄とアルミソリッドなブラックで、精悍な印象を掻き立てます。電子ボリュームの採用や大型フロントディスプレイの搭載、リモコン操作など、真空管アンプの可能性をさらに押し広げる一台です。

◼︎管球式モノラルパワーアンプ Phasemation「MA-5000」


Phasemation「MA-5000」

フェーズメーションのフラグシップモノラルパワーアンプ「MA-5000」の登場は、世界中の真空管ファンを驚かせました。PSVANE WE-211をパラレル・シングルで使用する純A級パワーアンプ真空管カバーには日本の伝統デザイン「七宝」を採用。前人未到の孤高のサウンドが、審査員にも高く評価されました。

ベスト・コストパフォーマンス賞 授賞内容


アナロググランプリ ベスト・コストパフォーマンス賞」のロゴマーク

アナロググランプリ2024において新たに設けられたベスト・コストパフォーマンス賞は、身近な価格帯でありながら高度な技術を結集し、すぐれたパフォーマンスを発揮するモデルに授けられました。授賞モデルは以下のとおりです。

◼︎アナログプレーヤー JBL「TT350」


JBL「TT350」

クラシカルなデザインに最新技術を搭載、価格も抑え新たなオーディオファン獲得に挑むJBLClassic Componetsシリーズ。そのアナログプレーヤー「TT350」がベスト・コストパフォーマンス賞に選定されました。ダイレクトドライブ方式にユニバーサルトーンアーム搭載と、使い勝手や拡張性にも配慮された開発ポリシーも評価されました。

アナロググランプリ 授賞内容


アナロググランプリ」のロゴマーク

さまざまなカテゴリーにおいて、「アナログ感覚が感じられ、オーディオファンに推薦するにふさわしいアナログ再生に欠かせない機器」に授けられるアナロググランプリ。その授賞モデルは以下のとおりです。

◼︎アナログプレーヤー EAT「C-Dur」

◼︎ターンテーブル Acoustic Solid「Solid Classic Wood MPX」

◼︎アナログプレーヤー GOLD NOTE「PIANOSA」

◼︎ターンテーブル LUXMAN「PD-191AL」

◼︎アナログプレーヤー EMT「EMT928 + EMT909X」

◼︎MC型カートリッジ ZYX「Ultimate-EX100」

◼︎MC型カートリッジ ANALOG RELAX「EX2000」

◼︎フォノイコライザーアンプ Phasemation「EA-220」

◼︎フォノイコライザーアンプ DVAS「MODEL 1B」

◼︎フォノイコライザーアンプ AUDIO NOTE「GE-7」

◼︎ハイブリッド式プリメインアンプ Aurorasound「HFSA-01」

特別賞 授賞内容


アナロググランプリ 特別賞」のロゴマーク

伝送特性の良さ、使いやすさで多くの愛好家が信頼を寄せ、長く愛用されるであろうモデルに、特別賞が授けられました。

◼︎トーンアーム ortofon「AS-212R」「AS-309R」


アナロググランプリについて

雑誌「季刊・アナログ」を発行する音元出版により、2008年創設。「アナログ感覚が感じられ、オーディオファンに推薦するにふさわしいアナログ再生に欠かせない機器」を対象に、年間の優秀アイテムを選定するアワードです。年に1回春シーズンに審査会を開催し、このほど2024年の審査結果が発表されました。

選考の対象となる製品ジャンルは、カートリッジやフォノイコライザー、レコードプレーヤー等のアナログ関連機器と管球式アンプが対象となります。全国23のオーディオ専門店による投票とともに、4名のオーディオ評論家により2024年3月1日に開催された「審査会」にて、授賞内容が決定しました。

・審査協力オーディオ専門店(五十音順)
アートクルー(福岡県)、エディオン広島本店(広島県)、オーディオコア(長野県)、オーディオスペースコア(福井県)、オーディオユニオンお茶の水アクセサリー館(東京都)、オタイオーディオ愛知県)、CAVIN大阪屋(北海道)、クリアーサウンドイマイ(富山県)、サウンドハイツ(千葉県)、シマムセン(大阪府)、上新電機日本橋店(大阪府)/三宮1ばん館(兵庫県)、SKYELA(東京都)、仙台のだや(宮城県)、チャレンジャー音響(群馬県)、テレオン東京都)、でんき堂スクェア湘南(神奈川県)、のだや仙台店(宮城県)、ノムラ無線(愛知県)、ホーム商会(東京都)、マックスオーディオ福岡県)、MUSICA(福島県)、吉田苑(福岡県)、ロイヤルオーディオ長野県

オーディオ評論家審査員
角田郁雄氏(審査委員長)、石原 俊氏、井上千岳氏、小原由夫氏


オーディオ評論家審査委員。左から石原 俊氏、井上千岳氏、角田郁雄氏(審査委員長)、小原由夫氏

<授賞結果の発表について>

雑誌「季刊・アナログ」vol.83 2024 SPRING

全授賞結果は、発売中の雑誌「季刊・アナログ」vol.83 2024 SPRINGにて発表。授賞モデルの詳細なレビュー記事とともに掲載されています。
https://phileweb.shop/magazines/quarterly/-analog-/ban83/

ウェブメディア「PHILE WEBオーディオ」でも授賞結果の概要をご覧いただけます。

https://www.phileweb.com/audio/

PHILE WEBオーディオ」の発表記事
https://www.phileweb.com/news/audio/202404/03/25207.html


音元出版について

1949年創業。ピュアオーディオホームシアターの専門誌、およびウェブメディアを発信するメディア事業と、アワード、イベント、物販などのソリューション事業を運営しています。
●会社名:株式会社音元出版
●代表取締役:風間雄介
●所在地:

〒101-0025 東京都千代田区神田佐久間町1-9 第七東ビル 8F

(2024年4月15日以後↓)

〒101-0032 東京都千代田区岩本町2-4-12 イトーピア岩本町ANNEX 4F
●コーポレートサイト:https://www.ongen.co.jp

<雑誌メディア>
オーディオアクセサリー
高音質再生を追求するピュアオーディオ専門誌
https://phileweb.shop/magazines/quarterly/aa/

アナログ:レコード再生、アナログオーディオなどの楽しみ方や最新情報を発信
https://phileweb.shop/magazines/quarterly/-analog-/

ホームシアターファイル:「映画館のある家」と「オーディオビジュアル」の専門誌

https://phileweb.shop/magazines/quarterly/-plus/

●プレミアムヘッドホンガイドマガジン:イヤホン/ヘッドホン愛好家に向け、ポータブルオーディオの奥深い情報を提供する専門誌
https://phileweb.shop/magazines/extra/phgm/

大全シリーズ:いい音・いい画の再生に役立つケーブルやアクセサリー類を一挙に紹介する特別誌
https://phileweb.shop/magazines/extra/category-46/

<ウェブメディア>
PHILE WEB 
https://www.phileweb.com
月間ユニークユーザー数500万UU、月間ページビュー数2,000万PV
PHILE WEBオーディオ https://www.phileweb.com/audio/
ホームシアターCHANNEL https://hometheater.phileweb.com/
デジカメCHANNEL https://www.phileweb.com/dc/
PHILE WEBビジネス https://www.phileweb.com/senka/
Gadget Gate https://gadget.phileweb.com/

<フリーマガジン
●プレミアムヘッドホンガイド 
https://phileweb.shop/magazines/pdf/phg/
VGP受賞製品お買い物ガイド https://phileweb.shop/magazines/pdf/ebvgp2024/
●DGP受賞製品お買い物ガイド https://phileweb.shop/magazines/pdf/dgp20222023/

<アワード>
VGPアワード 
http://vgp.phileweb.com
●DGPイメージングアワード https://www.phileweb.com/dgp/about.html
●DGPモバイルアワード https://dgp.phileweb.com/mobile/
オーディオ銘機賞 https://www.phileweb.com/aea/
オーディオアクセサリー銘機賞 https://www.phileweb.com/aaea/
アナロググランプリ https://www.phileweb.com/news/audio/202404/03/25207.html

配信元企業:株式会社音元出版

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