いわゆる「飲みニケーション」が必要だと考える社会人の割合はどの程度か。ネクストレベル(横浜市)の運営する「ミライのお仕事」が調査結果を発表し「いらない」(27.0%)、「どちらかというといらない」(37.5%)を合わせて6割超が不要と感じていることが分かった。

【調査結果】世代別「飲みニケーション」に対する意見

 全世代で「いらない」と回答した人が6割を超え、最も少ないのは50代以降の「60.0%」だった。飲みニケーションが不要な理由の1位は「気をつかう」(61.8%)。2位は「勤務時間外」(47.4%)、3位は「お金がかかる」(40.7%)が続いた。

 一方、飲みニケーションが必要だと考える人が答えた理由では、1位は「チーム・部署の親睦が深まる」(60.3%)、2位は「上司との親睦が深まる」(56.3%)、3位は「同期との親睦が深まる」(41.7%)という結果に。

 仕事上の飲み会の頻度では「年に1~2回」(30.1%)に最も回答が集まった。以下は「ほとんどない」(29.1%)、「数カ月に1回」(22.2%)が続いた。

 仕事上の飲み会に参加が必須かどうかでは「参加も不参加も個人の自由」(58.4%)が最多。「必須ではないが断りにくい」(22.5%)、「ほぼ必須」(9.7%)が続いた。

 3月1~10日にインターネットで調査した。対象者は20歳以上の社会人男女で、回答者数は831人(男性266人・女性565人)。

社会人は「飲みニケーション」についてどう考えているのか(出所:写真AC)