新鹿児島グルメ都市企画は4月21日まで、「かごっまふるさと屋台村」とクリエイターのアフロマンス氏(本名は中間理一郎氏)とのコラボレーションして、地下で楽しめる新しい花見をテーマにした「バスチカ花見村」を、鹿児島中央ターミナルビル(鹿児島県鹿児島市)地下の「バスチカエリア」で開催している。

画像付きの記事はこちら




●11日間で約9200人が来村



 バスチカ花見村では、屋台村の天井の一部に約10万輪の桜の花が装飾され、天気も、寒さも、花粉も関係ない地下でインドア花見体験を楽しめる。オープンから3月31日までの11日間で、約9200人が来村した。

 開催期間中は、鹿児島の「桜島」をモチーフに桜の造作でできた「桜島みこし」が登場。山の上部の花口(火口)から桜の花びらが噴花(噴火)する演出とともに屋台村内を練り歩きつつ、みこし下部に収納された焼酎の瓶から、振る舞い酒が行われる。

 さらに、全18店舗で「味わうお花見」をテーマにした、桜メニューを楽しめる。4月4日には、六つの桜メニューの提供が開始された。

 あわせて、火の玉ボーイとSATSUMAの2店舗では升が上下に三つ並び、その間に桜の花(造花)を配置することで、机の上で1本の桜の木を眺めつつ、春季限定の焼酎など店舗オススメの春らしい焼酎三つの飲み比べが楽しめる「桜升 一本桜」(価格は1100円)を提供している。

 そのほか、鹿児島市のPRキャラクターである「マグニョン」が、花見バージョン「桜咲くマグニョン」になって登場する。また、期間中に桜メニューを注文すると参加可能になるガチャでは、「桜咲くマグニョン」の限定ステッカーや各店舗で使えるおトクなクーポンが当たる。

 会場では開催期間中、能登半島応援企画として高さ1.2m、幅3.6mの桜島型の巨大な義援金BOXが設置され、ビール1杯につき50円を義援金として寄付する(各店舗200杯まで)。1杯の注文ごとに桜のステッカー1枚を来店客に渡して義援金BOXに貼ってもらい、桜が満開になることによってみんなの想いを可視化していく。
地下で花見が楽しめる「バスチカ花見村」が鹿児島中央ターミナルビルのバスチカエリアで開催中