【写真・画像】「バット回しすぎだろ」「これはウザいw」 史上最高レベルの確信歩き→バット投げが炸裂 マリナーズの名ショートの特大弾より目立つパフォーマンスに球場騒然 1枚目

3月30日(日本時間31日)、ロサンゼルス・ドジャースセントルイス・カージナルスの一戦で先発し、5回5奪三振、無失点の好投を見せたドジャース山本由伸

【映像】ファン騒然… 山本由伸が無双した投球フォーム

3月21日サンディエゴ・パドレス戦(韓国ソウル・高尺スカイドーム)では、1回5失点という思わぬ大炎上であったことから、この試合での投球に注目が集まることとなったが、見事、首脳陣と日本のファンの期待に応えた形となった。

山本は昨季、それまでのフォームを大きく変える形で、余分な力を使わずに、自然と重心を移動するフォームに変更し、識者を含む多くの人々がこれをネガティブに捉える中でも、結果としては史上初となる三年連続投手四冠という、これ以上ない形でシーズンを終えた。その後、満を持してドジャース入りを果たしたが、山本のフォームが、中継カメラの映像目線で、球種がバレやすいものであることが判明。そのため、スプリングトレーニング期間に、セットポジションの際に、ボールを隠すという狙いで、腹部付近につけてから投げるというフォームに急遽変更。韓国での初登板に際しては、このスタイルで臨むこととなったが、結果として山本自身、このスタイルでリズムを崩すこととなったのか、思わぬ形で大炎上に。ネット上の野球ファンからは「やっぱ球種がバレてるんじゃね?」「山本がこんな炎上するなんて…」「去年の日シリで阪神にやられたときと同じパターンや」といった声も少なからず上がることとなったが、そうした中、山本はカージナルス戦を前に、フォームの再調整に着手。腹部にグラブをつけず、腹部より上の胸部、高い位置に構えてから投げるという、元のフォームへと再度変更すると、これが奏功したのか、走者を背負った場面でも、山本はテンポを崩されることなく、持ち前の制球力を発揮。見事、後続を断つこととなった。

山本がパドレス戦で大炎上した際には、スプリングトレーニング中に指摘されていた「球種バレ」を意識するあまり、フォームを変更したことで調子が狂い、かえって本来の持ち味が出せないという、本末転倒の結果となった。しかし、山本本来の投球ができれば、いくら強打者揃いのMLBでも、そう簡単に打ち崩すことはできないだろう。ドジャース首脳陣も、また、山本本人もわかっているからこそ、“開幕後のフォーム再変更”というわけだ。もともと修正能力が高いことで知られる山本。結果を導き出すために必要な要素はすべて揃っている。

カージナルス戦では、好投するも後続の投手が打たれたことにより、勝ち星を挙げることは叶わなかったが、本来の投球ができさえすれば、会心の投球でMLB初勝利を挙げる日もそう遠くはないはず。ファンからは「ここから由伸の逆襲が始まると見た」「実力が出せれば無双不可避や」「初登板のやつは何かの手違いみたいなもんや。はよ忘れよw」「課題を浮き彫りにしたんだから価値のあった初黒星だな」といった期待の声も出ているだけに、その好投に期待したいところだ。

(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

山本由伸の投球フォームは大丈夫なのか…? 奪三振マシーン化した“エグすぎる変化球”にファン騒然 「ここから由伸の逆襲が始まる」「実力出せば無双不可避」