バイエルンは6日、ブンデスリーガ第28節でハイデンハイムとのアウェイ戦に臨み、2-3で逆転負けした。

前節ドルトムントとのデア・クラシカーに敗れて12連覇が絶望的となった2位バイエルン(勝ち点60)は、3日後にチャンピオンズリーグ準々決勝のアーセナル戦を控える中、ダイアーとデ・リフトをベンチスタートとし、センターバックはキム・ミンジェとウパメカノがコンビを組んだ。

11位ハイデンハイム(勝ち点30)に対し、立ち上がりからハーフコートゲームとしたバイエルンはなかなか好機を作れずにいたが、前半終盤の38分にゴールをこじ開ける。

ミュラーの浮き球パスでボックス右に侵入したニャブリが浮き球パスを前方へ。これをケインが流し込んだ。さらに45分、アルフォンソ・デイビスの左クロスからニャブリのヘディングシュートが決まり、2-0として前半を終えた。

迎えた後半、3選手を交代してきたハイデンハイムに対し、バイエルンは開始5分に失点。ピアリンジャーのダイレクトパスに抜け出したセッサにGKとの一対一を決められた。さらに1分後、一気に追いつかれる。ベステの左クロスからクラインディーストにボレーで流し込まれた。

まさかの同点とされたバイエルンは56分、敵陣高い位置でボールを奪った流れからケインに好機もシュートはGKミュラーに止められてしまう。その後もハイデンハイムの攻勢を受けたことからテルを投入。するとそのテルに68分、絶好機。しかしボックス左から放ったシュートはGKミュラーに止められてしまう。

流れを変えられないバイエルンは73分にCKからセッサに決定的なヘディングシュートを許すと、2分後にはベステの直接FKでゴールに迫られてしまう。

そして79分、ついに逆転を許す。ロングカウンターを受けた流れから右サイドに流れたピアリンジャーのラストパスをクラインディーストに決められた。

終盤にかけては反撃できなかったバイエルンがまさかの逆転負け。連敗でアーセナル戦に臨むことになった。

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