アストン・ビラは6日、プレミアリーグ第32節でブレントフォードと対戦し3-3の引き分けに終わった。

3日前に行われたマンチェスター・シティとの上位対決で敗戦した4位アストン・ビラ(勝ち点59)が、8試合勝利のない15位ブレントフォード(勝ち点28)をホームに迎えた一戦。

立ち上がりからポゼッションで上回るビラだが、しっかりと守備ブロックを敷くブレントフォードを攻めあぐねると、前半半ばを過ぎても決定機はおろかシュートすら放てない苦境が続く。

それでもビラは最初のチャンスを生かして先制する。39分、バイタルエリア右からマッギンがゴールに向かうクロスを上げると、ゴール前のワトキンスがヘディングシュート。右ポストの内側に当たったボールはGKフレッケンに掻き出されたが、ボールはゴールラインを越えており、ゴールが認められた。

1-0で迎えた後半、ビラは開始34秒で追加点を奪う。ティーレマンスの縦パスをボックス右手前で受けたロジャーズがそのままボックス中央まで切り込み、ゴール右へシュートを突き刺した。

幸先良くリードを広げたビラだったが59分、左クロスが流れたところをボックス右で回収したダムスゴーアが折り返すと、ザンカは右足のシュートを空振るも軸足に当たったボールがゴール右に吸い込まれた。

1点を返されたビラは、その2分後にもスルーパスで左サイド深くまで抜け出したレギロンにダイレクトクロスを上げられると、これをボックス中央のエンベウモに右足ボレーで叩き込まれ、試合を振り出しに戻された。

その後も逆転を狙うブレントフォードに劣勢を強いられたビラは68分、相手の素早くリスタートに対応が遅れると、イェンセンのサイドチェンジをボックス左で収めたレギロンの折り返しをウィサに流し込まれた。

逆転を許したビラは、69分にロジャーズを下げてザニオーロを投入。すると80分、右サイド深くまで切り込んだベイリーのクロスをワトキンスがヘディングで叩き込み、同点に追いつく。

さらに90分には、マッギンの右クロスをコンサが頭で合わせると、折り返しとなった浮き球をディーニュがジャンピングボレーで狙ったが、シュートは枠の上に外れた。

結局、試合はそのまま3-3でタイムアップ。後半だけで5ゴールの生まれた壮絶な打ち合いは痛み分けの結果に終わった。

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