令和・平成・昭和という3世代の定番ソングを貴重映像とともに発表する音楽バラエティ番組『ミュージックジェネレーション』(フジテレビ系 毎週木曜 午後7時~8時 ※初回は午後7時~9時54分)が、13回の特番放送を経てレギュラー化。

ミュージックジェネレーション』左から)井上清華アナウンサー、さまぁ~ず大竹一樹三村マサカズ)©フジテレビ

 

4月11日(木)放送の初回収録を終えたMCのさまぁ~ず大竹一樹三村マサカズ)と進行を務める井上清華フジテレビアナウンサーの取材会が開かれ、収録の感想や意気込みを語った。

 

◆レギュラー化が決定したとき、どのように思われましたか?

大竹:「レギュラーに!?」って言いましたね。ビックリしました。

 

三村:ずっと支えてくれたスタッフたちが、俺ら以上に盛り上がって。「なんか…、良かったですよね」みたいな(笑)。

 

大竹:この番組、大変だと思うんですよ。曲のことを調べて、映像を探さなくちゃいけないから。レギュラーになったらもっと大変になるのに、喜んでくれる。それが何よりでしたね。

 

◆レギュラー放送1回目の収録はいかがでしたか?

三村:レギュラーになるからといって、何も変わってないところが良かったです。

 

井上:本当にいつも通りのゆるく、実家のリビングにいるような感じでしたね。

 

大竹:素晴らしかったですね。いい曲ばかりでしたし、初めての映像もいっぱいで。ゲストそれぞれ、自分が聴いてた曲への熱があるから、面白いですよね。

 

三村:昔の曲から最近の曲まで、今の時代なかなかない、家族で見られる番組だなと。

 

井上:この番組が放送されると、アナウンス室の独身の先輩からよく連絡が来るんです。「今日は1人のご飯でも寂しくなかった」って。そんな感じで、私たちを疑似家族として一緒にわーわー言いながら見てくれるのもいいと思うんです。

 

三村:そうだね。1人暮らしの人もよろしくね!

 

◆収録では120曲以上が流れました。

三村:そんなに!?だから終わった後、たっぷりカラオケやった後みたいな感じになっちゃったんだ(笑)。しかも新しい映像、多かったですよね。松田聖子さんのちょっとセクシーな頃とか。

 

大竹:いつも言ってるけど、同じ人の同じ曲でも、違う日の映像があるわけだもんね。だから同じ曲でも、違う面白さがあるのがいいなと。

 

井上:今回、初登場みたいなのありましたよね? あれ見たの、初めてでした。

 

三村:知らなかったでしょ? 聖子ちゃんカットがまだ…。

 

大竹:完成形じゃないの。毛が伸びると、もっと膨らんでいくから。

 

三村:(中森)明菜ちゃんも今回の映像、ふっくらしてる時期だったからね。

 

大竹:素晴らしいよね。あの映像は探してもなかなか、どこにもないかもしれないよ。

 

◆昭和・平成・令和といろんな楽曲を聴き比べて、どのような変化を感じますか?

三村:だんだん、ファッショナブルになってますよね。昭和は楽曲のタイトル出しからすごいもんね。タイトルも作詞作曲も、大きく書かれていて。

 

大竹:今みたいに、端っこにちょこんじゃないもんね。どっかんと真ん中にある。で、有線のマイクでしっかり歌ってる感じ。

 

井上:後ろに演奏の皆さんがいらっしゃることも多いですよね。

 

大竹:歌詞も違うよね。ラブソングにしても、昭和は“俺についてこい!”みたいな感じだけど、令和は“いつか僕が告白したら…”みたいな。

 

三村:ゲストのニューヨークが言ってたのは、「昭和は不良のにおいがする」って。

 

大竹:危険な感じがね。

 

三村:それがだんだん、平成、令和と行くにつれてシュッとしてくるって。確かに、そんなところもあるよね。

 

◆懐かしの曲を聴いて、思わず歌いたくなったりは?

三村:やっぱり、昭和の歌は歌いやすそうだなとは思うけど、実際に歌うことはないですね。カラオケに行っても、わりと聴く専門だったりするから。大竹さんはたまに歌ってますけど。

 

大竹:でも、僕も基本的には聴くほうが好きなんですよ。打ち上げに行くと、普段はあまり接する機会のないスタッフもいるでしょ? どんな曲を歌うのか興味あって。

 

三村:またこの番組のスタッフ、みんな歌がうまいんですよ。

 

井上:そうなんですか?

 

大竹:しかも、熱唱する。

 

井上:それはちょっと…(笑)。もう小さくなって、聴くしかないじゃないですか。

 

大竹:やっぱ、音楽が好きなんだろうね。

 

三村:もともと音楽班ではなかったはずなんだけど。

 

大竹:音楽班になりつつあるよね。

 

◆3人も気が付けば長い付き合いになりました。

井上:私が入社1年目の終わりぐらいから、ご一緒してますからね。でも、印象は変わらないですね。ずっと優しいおじさまという感じです。

 

三村:会ったときから50代だからね(笑)。

 

大竹:その頃からもう軽くバカにしてる感じだったよね?

 

井上:そんなことないです!

 

三村:俺らに何を言われても、全然響かない感じだったもん。やっぱ、フジのエースになっていく人は度胸があるんだなと。

 

大竹:打たれ強いというか、ツッコまれ強いというか。

 

井上:(笑)。私が『めざましテレビ』を終えた後の収録だと、眠そうな顔してるらしいんです。でも、それすらも許してくれる感じが、本当に優しいお2人だなって。

 

三村:緊張感なさすぎて、すげえかむもんね?

 

井上:『めざまし』ではキリッと、こちらではゆるっと。楽しくやらせていただいてます(笑)。

 

さまぁ~ずさんは改めてお互い、頼りになるなと感じる部分はありますか?

三村:やっぱ大竹の奥さんの元職場ですから、フジテレビには強いですよね。同期もいっぱいいますし。

 

大竹:まずプロデューサーが同期だから…って、そういう話じゃないのよ。

 

三村:フジテレビの社長もどっちかっていうと、大竹の目を見てしゃべってる。

 

大竹:そんなことないよ(笑)。まぁ三村さんも変わらないし、嫌だなと思うところが同じだったりするから、そういうところもいいですよね。

 

三村:同じ学校に行って、同じ時代を生きてるから。ああ、これ大竹が好きな曲だなとかも分かったりするもんね。

 

◆ちなみにお2人にとっての思い出ソングは?

大竹:特番13回の間にね、だいぶ出してもらってはいるんですけど。

 

三村:サザンオールスターズの…。

 

大竹:「Bye Bye My Love」とかね。高校3年生のとき、一緒に海の家でバイトしたんですよ。そのとき、カセットテープに曲をいっぱい入れて持っていって。

 

三村:それを毎晩のように聴いて。

 

大竹:あとは、チェッカーズとか。曲も思い出になってるけど、高校生の頃、あの髪型がはやって。みんなやってたなとか思ったりするよね。

 

◆最後にメッセージを。

井上:自分の世代以外の音楽を聴けて、それをゲストの皆さんが熱く語り、魅力を教えてくれる番組だと思うんです。それを聞くと、当時ちょっと生きてみたいと思ったりもして。

 

大竹:令和の人たちが昭和の歌手の人たちを見て、「カッコいい!」「かわいい!」ってなってるもんね。

 

井上:そうやって、好きな曲がどんどん増えるのがいいなと。

 

三村:それこそ松田聖子さんみたいに、同じ人の同じ曲が流れることもあると思うんですよ。でも、それでいいんじゃないかなと思っていて。僕らの頃の音楽番組って、そうだったじゃない?

 

大竹:ランキング形式の音楽番組なんかだと翌週も同じような顔ぶれだったりしたけど、毎週見たかったからね。

 

三村:そう、とにかく見たい、聴きたいんで。多少スタジオのしゃべりが少なくなってもいいから、曲をいっぱい流してほしいですね(笑)。

 

番組情報

ミュージックジェネレーション』

フジテレビ系

2024年4月11日(木)スタート

毎週木曜 午後7時~8時

※初回は、午後7時~9時54分(3時間SP)

 

MC:さまぁ~ず大竹一樹三村マサカズ

進行:井上清華(フジテレビアナウンサー

 

〈初回ゲスト〉

昭和世代:篠原涼子

平成世代:ニューヨーク(嶋佐和也、屋敷裕政)

令和世代:藤田ニコルゆうちゃみ

 

公式HP:https://www.fujitv.co.jp/b_hp/musicgeneration/

公式X(旧Twitter):https://twitter.com/bestsong_mg

 

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さまぁ~ずMC『ミュージックジェネレーション』レギュラー化 井上清華アナは「『めざまし』ではキリッと、こちらではゆるっと(笑)」