テレビ朝日系特番『奇跡の島国 ニュージーランド縦断の大冒険! ~大自然が生んだ奇跡の謎13個長期間かけて解いてきた~』がきょう7日(21:00~)に放送される。

○■ニュージーランドの“奇跡の謎13個”とは

南米アマゾンでの体当たり取材(2017年)で全身真っ黒という前代未聞の姿になり、“破天荒ディレクター”の称号をほしいままにした“ナスD”こと友寄隆英ディレクター。そのアマゾンを皮切りに、ヒマラヤ(2020年)、マダガスカル(2023年)……と、これまで3度秘境に挑んできた彼がまた新たな冒険に旅立つ。テレビ朝日開局65周年を記念して降り立ったのは、約8000万年の間、独自の進化を遂げてきた島国、ニュージーランド。今回はなんと、ニュージーランドの北島~南島を縦断する大冒険へ。現地スタッフと協力して長期密着撮影を行い、それらの取材をもとに“ニュージーランド大自然の図鑑地図”を作成した。旅は、ニュージーランドの大自然が生んだ“奇跡の謎13個”をひとつずつ解き明かしながら進んでいく。旅をリポートするのは、日本屈指のアルピニストであり、“伝説の辺境ディレクター”の異名を持つ元テレビ朝日社員、ナスDの大先輩・大谷映芳と、マダガスカルの冒険でも持ち前のガッツを発揮したテレビ朝日アナウンサー・山本雪乃。今回、ナスDはその驚異的バイタリティーをフルに生かして特殊撮影スタッフとして参加。ニュージーランド現地スタッフと共に、数々の超貴重映像の撮影に成功した。

約8000万年前の地殻変動の結果、ほかの大陸と切り離され、世界でも類を見ないユニークな生態系を育んできたニュージーランド。珍しい動物たちが多数生息し、地球の息吹があふれる“神秘の世界”が広がる場所だ。この番組で解明していく“奇跡の謎13個”の中には、絶滅から復活した飛べない鳥や神秘の植物、世界一賢い鳥など貴重な生物たちの不思議な生態も多数ラインナップ。南島の離島・スネアーズ島では“世界で唯一飛べないオウム”や、海から出て崖をよじのぼる珍しいペンギンなど多様な動物たちの姿をカメラにおさめた。海洋生物の宝庫といわれるカイコウラでは、イルカの群れと泳いだ山本アナが感動の涙を浮かべる。また、光り輝く神秘の洞窟、南半球最大の地熱地帯、世界一の絶景など、ダイナミックで壮大な風景にも迫る。神秘の洞窟・ワイトモ鍾乳洞では、5日間かけて幻想的な光景を撮影。鍾乳洞に巣くうヒカリキノコバエグローワームの幼虫が放つ青白い光は、真っ暗な洞窟に天の川が浮かび上がったかのようで……。

さらに、ニュージーランドで最も過酷な場所といわれるサザンアルプスで氷河研究に人生をささげた研究者や、ニュージーランドの代名詞ともいえる羊飼いの生活にも密着。長期撮影だからこそ、ほかの番組ではとらえることのできない、大自然と人々の共存の様子や地球のエネルギーを感じる映像を克明に記録した。
○■友寄隆英(ナスD)コメント

南米アマゾン・ヒマラヤ・マダガスカルと取材して、今回は先進国ニュージーランド! 日本と同じ島国ですが人口は約500万人。これは福岡県の人口と同じ位です。旅行や留学先としても人気が高く、日本との共通点も多くありながら雄大な大自然が残っていて、さまざまな動植物たちや人との共存、そして大規模な羊飼いの生活などなど……現地のカメラマンと協力して1年間通して撮影したら、きっと意外と知らなかった発見、学ぶ事が多いのではないかと思いました。それを日本の視聴者の方に伝えたいなと思いました。粘った結果、撮影に成功したとても貴重な光景や、長い間取材した膨大な撮影素材をぜひ見て欲しいです!

【編集部MEMO】
ナスDこと友寄隆英ディレクターは、かつて『無人島0円生活』をスタッフとして支えてきたが、『陸海空 地球征服するなんて』で、世界の部族に密着潜入していく企画「部族アース」に出演すると、生魚を頭から丸ごと食べるといった破天荒な行動で一躍人気者に。部族の取材中、美容に効くと聞いてある染料を自ら全身に塗ってしまい、肌が"ナス色"になってしまったことで、"ナスD"と呼ばれている(※現在は色落ちした)。

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