●関東圏を中心に22店舗を展開する焼肉チェーン『焼肉 スエヒロ館』のランチが味ヨシ、コスパヨシでアツいと評判らしいので、「定番カルビランチ」を食べてきた
関東圏を中心に22店舗を展開する『焼肉 スエヒロ館』。創業昭和8年という老舗でありながら、こだわり抜いた良質の肉を低価格で提供するチェーンとして各地で人気を博しています。
特にランチの焼肉セットは、コスパ最強と言われているそうで、7種類のランチメニューのうち、最安のセット「定番カルビランチ（肉100g）」は税別1050円です。
ラーメンでもトッピングをアレコレ付けると余裕で1000円オーバーになることを考えれば、焼肉ランチが税別1050円で味も良いとあれば、かなりの高評価です。というわけで今回は噂の「定番カルビランチ（肉100g）」を実食し、その中身に迫ります！
100gとは思えぬ豪華さ！ 厚切りカットのカルビ肉が7〜8切れ盛られた「定番カルビランチ」
来店した日は、日曜日の昼間。筆者の周辺では家族連れのお客さんでごった返していました。さっそくタブレットから目的のランチをオーダー。サーブまでの間、テーブルに備えてある6種のタレ（甘口タレ、辛口タレ、塩タレ、大根おろしタレ、レモンタレ、激辛タレ）を見たりして、「どのタレで食べようか？」と想像してワクワクしていました。
程なくしてランチが運ばれてきました。まず店員さんがテーブルのロースターに着火。さらにその後、「定番カルビランチ（肉100g）」が着丼しました。
写真の通り、「切り落としカルビまたは旨味カルビ※店舗により使用部位は異なります。」「キムチ」「ミニサラダ」「ライス」「スープ」とランチセットとしては過不足ない構成で、しかも「大盛無料」。もちろん今回は大盛でガッツリいただくことにしました。
タレとたっぷり合わせてご飯にワンバウンド！
コンロの網に牛脂をまんべんなく塗った後、さっそく焼いていくことにしました。生の状態ではイマイチわかりませんでしたが、火を入れるとカルビ肉の表面からジュワーっと肉汁が溢れだし、その脂で時折コンロの火が立ち上がります。良い感じです！
ステーキで言うところの、ミディアムレアほどの焼き加減でまずはタレとは別途にサーブされた「塩」「わさび」でいただくと、これがもう……美味！ 肉の臭みなどがないのはもちろんのこと、赤身部分の間にも大ぶりのサシのような脂が入っているためか口に入れた瞬間ジューシーな肉汁が口いっぱいに広がり、塩とわさびがキリッと締める、といった印象を受けました。
次に甘口タレでいただきました。しつこくない程度のほのかなニンニク感と奥深い甘みの甘口タレもまたカルビ肉の美味しさをグーンと引き上げてくれ、これがご飯にメチャメチャ合います。カルビ肉にこの甘口タレをたっぷり浸し、ご飯の上にワンバウンドさせていただけば箸が止まらなくなります。
良質のカルビ肉を使ったランチセット1050円はすごい！
カルビ肉100gが多いか少ないかは、人によって好みが分かれるところだと思いますが、キムチ、サラダ、スープなどもあるため、筆者的には十分なバランスでした。もし「そんなに美味しいカルビ肉なら、もっとガッツリ食べたい！」という場合は、400円（税別）ほど高くなりますが「定番カルビランチ」を200gのものにアップさせれば良いし、あるいはさらに別の「ランチセット」に変えれば良いと思います。
また、仮にカルビ肉を食べ過ぎてしまい、「ご飯が残ってしまった」という場合は、ご飯をスープに入れてクッパ風にしていただくこともできます。様々な食べ方、楽しみ方ができる「定番カルビランチ（肉100g）」（1050円）、噂通り、味ヨシ、コスパヨシの最高の焼肉セットでした。
まとめ
他チェーンを見渡せば、『焼肉 スエヒロ館』よりも安くて量が多い、焼肉ランチもあります。しかし、それらには「肝心の肉のクオリティが落ちる」「サラダなどはついてこない」といったものも少なくなく、“安かろう悪かろう”的なところを持つものが多いように映ります。
その点『焼肉 スエヒロ館』は、このカルビ肉のクオリティで、1050円という手を出しやすい価格を実現しているので、すごく好感を抱きました。ぜひお近くの『焼肉 スエヒロ館』で、同社自慢のランチを楽しんでみてはいかがでしょうか。
（取材・文◎松田義人（deco））
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