犬がすべて外交的で明るいとは限らない。中には人見知りで、みんなとどう接していいのかわからない、内向的なタイプも存在するのだ。
飼い主が愛犬のスカッシュに社会性を学んでもらうため、はじめて犬の学校に連れて行った時の映像をSNSで公開した。
他の犬とうまく交流することができないスカッシーは、飼い主の足元から離れることができなかった。先生に誘導してもらうも、部屋の壁の隅っこに座りこんでしまったという。
6年前、バーニードゥードル種のスカッシュ(メス)がまだ子犬だったころ、飼い主はこれから楽しく生きてもらうため、犬の学校に連れて行き、社会性を身につけてもらうために他の犬たちと交流させることにした。
スカッシュはもともと人見知り(犬見知り)で内向的な性格である。最初は飼い主の足元から離れようとしなかった。
飼い主はスカッシュをなんとか励まし、他の犬たちが仲良く遊んでいる輪の中に入るように促した。
するとスカッシュはついに勇気を出し、他の犬がいる場所へと向かっていったが、彼女に気が付いた外交的な犬がスカッシュに近づいてくると、慌てて飼い主の元へ引き返してしまった。
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結局スカッシュは部屋の隅で、他の犬たちを遠くから見る「傍観者」の立場に落ち着いたようだ。
そんなスカッシュを心配した学校の先生も彼女を抱き上げ、この場所は安全で楽しい場所だという事をスカッシュに示したのだが、彼女にとってはそれどころではなかったようだ。
結局この日スカッシュは疲れ果ててしまい、一歩も動かなくなってしまったため、飼い主が抱き上げて撤収したという。
人間にも個性があるように、犬にだって個性がある。すべての犬が社交的である必要はないし、みんな違って、みんないいのだ。
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現在6歳になったスカッシュは、この時よりはずいぶん社会性を身につけたそうだが、それでもひとりだけの時間を楽しんでいるという。
written by parumo
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