冷凍しておいた食材を解凍する際に、電子レンジを使うと便利ですよね。しかし、加熱しすぎてしまったり、一部しか解凍できていなかったりと、失敗してしまうこともあります。電子レンジを使った解凍方法を確認しましょう。

電子レンジで上手に解凍するコツ

仕事や育児で忙しく買い物へ頻繁に行くことができない場合、時間のある時にまとめ買いして、食材や作り置きのおかずを冷凍している人もいるでしょう。

冷凍しておいた食材を解凍する方法として、忙しい時は電子レンジを使うと便利です。しかし、電子レンジで解凍すると解凍ムラができたり、半焼けしたりしてしまうこともあります。

Panasonic(以下、パナソニック)の公式サイトでは、電子レンジを使って上手に解凍する方法を解説しています。

それでは、電子レンジで解凍する際のポイントを1つずつ見ていきましょう。

冷凍庫から出したらすぐに解凍する

電子レンジで解凍する場合、冷凍庫から出したらすぐに解凍することが大切です。出してから長時間放置したり、冷凍庫から冷蔵庫に移したりすると、食品の表面と中心の温度差によって解凍ムラができてしまいます。

ラップを外してから電子レンジに入れる

ラップや包装をした状態で解凍すると、電子レンジのセンサーが食品の温度を正確に検知できません。ラップから耐熱皿や耐熱容器に移して解凍しましょう。

ただし、再加熱してすぐに食べられる状態にする場合は、ラップをして加熱しましょう。カレーやシチューなどは、加熱中にはねることがあるためです。

なお、電子レンジのタイプによって解凍方法が異なるので、以下を参考にしてください。

フラットタイプのレンジなら耐熱性の容器に食品をのせて解凍します。ターンテーブルタイプなら、ラップやキッチンペーパーを広げ、その上に食品をのせて解凍してください。

パナソニック ーより引用

また、お肉や魚を買った時の発泡スチロールのトレーごと、電子レンジで解凍することも可能です。ただし、再加熱する場合は使用できないため、別の耐熱容器に移し替えましょう。

食材に付いた霜は取り除く

霜が付いた状態で電子レンジに入れると、霜以外の部分に電波が当たり、加熱しすぎて変色してしまいます。食材に霜が付いている場合は取り除いてから解凍しましょう。

電子レンジを使った正しい解凍方法を紹介しました。解凍ムラや半焼けになると料理の仕上がりに影響してしまうので、紹介したポイントを参考にしてください。


[文・構成/grape編集部]

出典
パナソニック
※写真はイメージ