上原浩治・山本由伸

7日放送の『サンデーモーニング』(TBS系)で、元読売ジャイアンツ上原浩治氏がメジャー初勝利を上げたドジャース山本由伸投手を称賛した。

 

■山本投手がMLB初勝利

番組は6日に行われたシカゴ・カブスロサンゼルス・ドジャースの試合を速報する。

ドジャースの先発山本投手は満塁のピンチを2回迎えるも切り抜ける。その後鈴木誠也選手から三振を取るなど好投し、結局5回を投げて8奪三振で無失点。

チームも4対1で勝利し、山本投手はメジャー初白星となった。

 

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■上原氏が投球を称賛

4月から新MCに就任した膳場貴子はVTRを見て「山本投手、良かったですね」とコメント。

これに上原氏は「素晴らしかったですね。やっぱりカーブがいいですし、さっきの鈴木選手の空振りもそうですけど、あの高さからカーブとまっすぐがあるので、バッターが見分けがつかないんですよね」と解説する。

山本投手のカーブを投げる映像を見ながら「今の高さのまま、まっすぐが行って。鈴木選手が空売りもしましたし、このカーブバッターにとってやっぱり邪魔になってくるんですよね」と絶賛した。

 

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■「良い感じのピッチングができた」

膳場とともにスポーツコーナーのMC役を務めるTBSの駒田健吾アナウンサーは「山本投手はフルベースから三者連続三振。これはさすがでしたね」と指摘する。

話を聞いた上原氏は「1、2回は両方とも満塁のピンチだったんですけども、それを切り抜けたからこそ、もう3・4・5回は三者凡退。良い感じのピッチングができたと思いますね」と解説した。

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■韓国での開幕がマイナス

駒田アナは山本投手について「ホームランバッターは1本打つと調子が出るとおっしゃってましたが、先発投手は1勝すると…」と質問。

この問いに上原氏は「1勝というか、今回は韓国で開幕をするところがちょっとマイナスだっただけであって。 アメリカに帰ってきてから好調ですから、期待できます」と持論を展開していた。

 

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■2戦連続の好投

山本投手は韓国で行われたサンディエゴ・パドレス戦で初回5失点KOされ、心配の声が上がった。

しかし、アメリカに戻った3月31日セントルイス・カージナルス戦に好投。6日のカブス戦は満塁のピンチを迎えるシーンはあったが、5回を無失点に抑え、初勝利した。

上原浩治氏、ドジャース・山本由伸のMLB初勝利を称賛 「素晴らしかった」