10頭身&美ヒップの彫刻ボディーを持つ異端児モデル・ギャビーが、4月7日に都内で開催された1st写真集「FAITH」(講談社刊)の発売記念イベントに登場。囲み取材に応じ、自慢のパーツだというヒップラインについてや、お気に入りカット、前日挑戦した“赤坂5丁目ミニマラソン”の裏話などを語った。

【写真】透け感たっぷりな黒ランジェリー姿で93cm美ヒップがあらわになったベッドでのカット

■自らトータルプロデュースした1st写真集

17歳で雑誌「BLENDA」の専属モデルとしてデビューし、ファッション誌を中心に活躍中のギャビー。現在は「JJ」専属モデルで、「with」ではSDGsに関する連載「無知ってほんとに自己責任?」も担当、Netflixリアリティーシリーズ「オオカミちゃんには騙されない」にも出演するなど多方面で活躍している。4月12日(金)にリリースする1st写真集では、撮影イメージ、ロケ地、衣装など、自身がトータルプロデュース。海外セレブ顔負けのヒップや思わずくぎ付けになる10頭身の“彫刻ボディー”を惜しげもなく披露している。

2023年11月頃に関東近郊で撮影されたという今作について、ギャビーは「全部セルフプロデュースして1個1個のページに携わらせてもらったので、納得いくまでトコトン自分の思いを詰め込んだ1冊。100点満点以上の“大変よくできました”という感じで全部やりきったので、完璧な写真集になっています」と自信たっぷりに出版を迎える感想を。

今回の写真集は撮影クルー、クリエイティブスタッフがすべて女性だったということで大胆なカットにも挑戦したそうで「正直『全部脱いでいます!』ってぐらいのカットがあります(笑)。それを海外っぽく撮りました。モデルとしてグラビアを表現したい、ってなった時に自分のスタイルを最大限きれいに見せることを意識しました。格好悪い写真集にしたくないという思いがあったので、下品にならず、ちゃんと作品として残せるものを意識したので、出来上がった作品を見て安心しました」と、美しいボディーラインをきれいに見せるため、惜しげもなく“彫刻ボディー”を披露したことを明かした。

「本当に妥協していないんで全部お気に入りと言いたいんですけど」と前置きし、その中でもお気に入りのカットについてキッチンでの写真を挙げ「1枚ここを破って飾っておいてもおかしくないぐらい。表紙にしたいぐらいのレベルの写真が撮れたと思います」と力を込めた。

■「お尻だけは自由自在に大きくすることもできる」

また、写真集取材のフォトセッションでは珍しく、“ヒップラインを撮るためのターン”も設けられるなど、93cm美ヒップが際立つカットも多い今作。そもそもヒップフォーカスを当てた理由については「体作りを頑張っていく中で、お尻だけは自由自在に大きくすることもできるし、私の中で形を変えられる唯一のパーツなので、ちゃんとトレーニングして、砂時計のようなくびれからお尻までのフォルムをずっと作っていたら出来たので、そのタイミングで撮影させてくださいとお願いしました」と、ヒップの仕上がり具合が撮影タイミングにも影響を与えたことを告白した。

イベント前日(6日)にTBS系で放送された「オールスター感謝祭'24春」では、名物企画の“赤坂5丁目ミニマラソン”に挑戦。スタートから中盤まで1位をキープする快走を見せたことも話題になると、ギャビーは取材陣に「見てくれました?本当に頑張りました」とニッコリ。

あらためて、マラソンを終えて「本当に頑張って、いつも根性とか気合とか言ってたけど、口だけじゃなくて、ちゃんと皆さんに自分の気持ちを届けられたかなと。すごくいい時間でした。(全5周の)3周から4周目くらいまでずっと1位で、抜いていく選手を見て練習も本当に大事だなと。写真集の期間にすごくトレーニングをしてきたので、そのおかげでいけました」と、写真集のためのボディーメイクもマラソンに生きたことを打ち明け、「また出ます!もうちょっと(ペース配分など)計算していれば(もっと上位に)いけたはずなので」と、次回への期待も口にした。

ちなみにマラソン用のトレーニングはどのくらいしたのかを聞かれると、「正直言っていいですか?(笑) 昨日(放送)は『トレーニングは一切してない』って言ってたんですけど、実際はオールスター感謝祭の出演が決まってから1カ月間、2日おきに4.5km走って、ダウンタイムで体を休めないといけないので、サウナや温泉とか入って、2日おきに1カ月毎日走っていました。ただ、坂だけは走ってなくて。坂を本当に舐めていて、課題が見つかりました」と、トレーニングは積んである程度自信を持って臨んだものの、名物の“心臓破りの坂”に苦戦したことを吐露した。

そして今後の活動については「今27歳ですが、毎日毎日レベルアップして“自分磨き”もそうですし、仕事のステップアップもしていきながらいけるところまでいきたい。海外のファッションショーを歩きたいという夢があります」と目標を掲げ、「仕事が恋人って言っていいくらいなので、まずは仕事を頑張ります!」と今は恋愛よりも仕事を最優先にしたい、という考えを伝えた。

◆取材・文・撮影=月島勝利(STABLENT LLC)

走るポーズをしてくれたギャビー/※ザテレビジョン撮影