ミランのステファノ・ピオリ監督が勝利を振り返った。イタリアスカイ・スポーツ』が伝えた。

好調を維持するミランは6日、公式戦7連勝を目指したセリエA第31節でレッチェと対戦。アメリカ代表FWクリスチャン・プリシックのミドルシュートで幸先良く先制すると、フランス代表FWオリヴィエ・ジルーが加点し、数的優位で迎えた後半にはポルトガル代表FWラファエルレオンのゴールでトドメを刺した。

試合後、ピオリ監督はチームのパフォーマンスを称賛。11日に控えるヨーロッパリーグ(EL)準々決勝1stレグのローマ戦を視野に入れつつ、チームが良い状態にあることを強調している。

「我々は予測不可能であることを心がけているが、選手たちの攻撃的なクオリティのおかげでうまくいくことも多い。我々はよくやった。自分たちの望むような試合ができた」

「レッチェは健闘した。今はローマ戦にとても集中している。全く違う試合になるだろう。(ELは)両チームにとって重要な目標だ」

「最初の20分間は、このグループが大きく成長したことを示していた。今シーズンは必ずしも素晴らしいシーズンというわけではない。我々は苦しみを知り、働き、孤立することを考えた。心の中でこの苦しみを感じていたが、今はこの瞬間を長引かせるために全力を尽くしたい」

今シーズンの現実的な目標は、リーグ戦2位フィニッシュとEL制覇。ピオリ監督は、シーズン終了までファンと共に戦い抜きたいと展望を述べた。

「チームは団結しているし、精神的にも肉体的にも良好なことはわかっている。我々は苦しんできたが、いつもサン・シーロを埋め尽くしてくれるファンも同様だ。この熱意を利用しなければならない」

「これからの1カ月月半は非常に重要になる。この試合が終われば、今度は次の試合が重要だ。判断は常に変わるし、あらゆる面で競争力を発揮したい」

また、改めてローマ戦についても言及。ダニエレ・デ・ロッシ監督に変わってから調子を上げている首都チームを警戒した。

「今はローマに集中している。素晴らしいチームだ」

「監督もプレースタイルも変わったから、これまでとは違う試合になるだろう。だが、我々は準備ができている」

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