俳優・松本まりかが主演を務める、ABCテレビテレビ朝日系日10ドラマ『ミス・ターゲット』(4月21日スタート、毎週日曜 後10:00)のメインビジュアルが完成。松本が、ウエディングドレス姿に身を包んだ。

【相関図】結婚詐欺師と個性豊かな登場人物

 映画『ハケンアニメ』などの脚本家・政池洋佑氏が書き下ろすオリジナル作。相反する「結婚詐欺」と「本気の婚活」を題材に、ジレンマだらけのラブストーリーを描く。

 主人公の35歳・朝倉すみれ(松本)は美貌と巧みなテクニックで、悪事で荒稼ぎする男たちに結婚詐欺をしかけ、狙った「的」を決して逃さない“ミス・ターゲット”として暗躍する。しかし突然、結婚詐欺から足を洗って本気の婚活を始めると宣言し、意気揚々と婚活市場に乗り込む。基準はズバリ“金”だが、実は普通の恋愛経験がゼロ。これまでの打算的な疑似恋愛と本気の恋との違いに直面しながら、奮闘していく。

 メインビジュアルは、ハッピーでポジティブな“恋”を連想させる仕上がりだが、実は一筋縄ではいかないストーリーを暗示するさまざまな意味が隠されている。

 純白ドレス姿のすみれ(松本)の表情は、わずかに笑みを浮かべつつ、何か思うところがあるようで、一点の曇りなく晴れの日を迎えた花嫁とは違う様子が見て取れる。さらに、周囲の主要キャラクターたちは、標準(ターゲット)にされているようにデザインされている。

 そして、何より気になるのは、すみれの右手にかけられたピンクの手錠。事情はあるものの、結婚詐欺という言い逃れのできない過去を持つすみれが、本当の恋に目覚めた時、はたして純白のウェディングドレスを身にまとうことが許されるのか。答えは劇中で明らかになる。

 主要キャラクターを、イラストレーター・木村耕太郎氏がポップにイラスト化したデザインも披露された。

21日スタート『ミス・ターゲット』のメインビジュアル(C)ABCテレビ