【モデルプレス=2024/04/08】日向坂46が5日、神奈川県横浜スタジアムにて「齊藤京子卒業コンサート」を開催。一期生の齊藤京子(26)が、約8年間のアイドル人生に幕を下ろした。一期生による楽曲「ひらがなけやき」ではハプニングが起こり、会場が和む場面があった。

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日向坂46一期生「ひらがなけやき」パフォーマンスでハプニング

アンコール1曲目は、改名前のけやき坂46時代の楽曲「ひらがなけやき」。同楽曲はけやき坂46が最初にもらった楽曲であり、日向坂46の“はじまりの曲”である。

ドレス姿の齊藤がスピーチを終えると、一期生メンバーが登場。同期の思い出トークでさらにエモーショナルな雰囲気になり、次の楽曲が「ひらがなけやき」であることを告げると、会場は楽曲カラーであるピンクのサイリウム一色に染まった。

その後それぞれ位置につき、パフォーマンスをスタートしようとしたが、位置が定まらない様子の佐々木美玲が1人迷子に。これに笑みをこぼした齊藤が「1回整理しよう!1回中断しまーす!」と割って入ると、会場から笑いが起こった。そして、加藤史帆が「何があったか言って!」と状況説明を求めると、齊藤は「私の番号2番なんですよ、ここの位置なんですね」とした上で、「みーぱん(美玲)、ここめっちゃうろうろしてた!」と本来“1番”の位置だった美玲が、齊藤の“2番”の位置に誤って入っていたことを告白。キャプテンの佐々木久美は「後輩が見てるよ!?」と笑顔でツッコミを入れた。

さらに、謝罪をした美玲が「ピシッとする!ピシッとする!」と反省した様子で話すと、齊藤も「まじで大事な曲だから!」と一言。一期生のやり取りに、しんみりとしていた会場は一瞬で和やかな空気が流れた。

一連の流れを受けて、オンラインで配信を見ていたファンからも反響が続々。X(Twitter)上では「最後まで一期生らしい(笑)」「エモい流れになってたのに一瞬で和んだ」「卒コンでこんな笑うと思わなかった(笑)」「一期生最高です」といった声が寄せられた。

齊藤京子、約8年間のアイドル人生に幕

齊藤は1997年9月5日生まれ、東京都出身の26歳。2016年「けやき坂46 メンバーオーディション」に合格し、2017年には欅坂46の5thシングル「風に吹かれても」に収録されている楽曲「それでも歩いてる」でセンターポジションを務めるなど、グループの中心メンバーに。2019年に日向坂46に改名した後も8thシングル「月と星が踊るMidnight」でセンターを務めた。

また、雑誌「ar」の専属モデルや、バラエティー番組「キョコロヒー」(テレビ朝日)のレギュラー出演など個人としても多岐にわたって活躍。2023年にはドラマ「泥濘の食卓」(テレビ朝日/2023)にて主演を務め、女優としても注目が集まっている。

日向坂46にとって初の卒業コンサートとなった「齊藤京子卒業コンサート」は、齊藤本人がセットリストの作成、演出、衣装などに携わり、約8年間の思いが詰まった公演に。オンラインでも生配信され、ラストステージを多くのファンが見守った。

なお、日向坂46は6日~7日の2日間、同会場にてデビュー5周年記念ライブ「5回目のひな誕祭」を開催した。(modelpress編集部)

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日向坂46/撮影:上山陽介