トッテナムブライトンプレーしたDFジョー・キニアー氏が他界した。77歳だった。

クラブ公式Xを通じて訃報を発表したトッテナムは、「ジョー・キニアーの訃報に接し、深い悲しみを感じている。この大きな悲しみに包まれているとき、クラブ全員の思いは彼の家族と友人とともにある」と哀悼の意を表している。

ビルニコルソン監督のアシスタントを務めたエディー・ベイリー氏によってアマチュアリーグのセント・オールバンズでプレーしているところを発見されたキニアー氏は、1965年12月にトッテナムに入団。

1966年4月にデビューを果たすと、1966-67シーズンはリーグ戦20試合に出場、FAカップ優勝にも貢献。その後、右サイドバックのレギュラーに定着すると、公式戦258試合に出場。2度のリーグカップ制覇に加え、1972年UEFAカップ初代王者に貢献した。

その後、1975年ブライトンへ移籍したが、翌年に30歳の若さで現役を引退。1983年トッテナム時代のチームメイトであるデイヴ・マッケイ氏が指揮官を務めるUAEのアル・シャバーブでアシスタントコーチとして指導者キャリアをスタート。

インド代表やネパール代表の監督を経て、1987年12月にマッケイ氏が監督に就任したドンカスター・ローヴァーズのアシスタントコーチとしてヨーロッパに復帰。1989年3月からは解任されたマッケイ監督の後任としてシーズン終了まで暫定監督を務めた。

その後は、ウィンブルドンFCやルートン・タウン、ノッティンガム・フォレスト、ニューカッスルなどで監督を歴任。その他、2013年6月からはニューカッスルで約1年半に渡りフットボール・ディレクターも歴任した。

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