【写真・画像】カブス終了 1枚目

MLBカブス8-1ドジャース4月7日・日本時間8日/シカゴ

 カブス今永昇太投手が、大谷翔平投手を擁するドジャース戦で、4回43球2安打3奪三振と好投。大谷との初対戦も2打数無安打1奪三振に抑えたが、4回途中に2時間50分の雨天中断となり途中で降板し、2勝目はお預けとなった。「2番・ライト」で先発出場した鈴木誠也外野手は、3打数無安打1死球2三振1打点で2試合ノーヒットとなっている。

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 メジャー2度目の登板となった今永は、初回から安定した投球を披露。1死ランナーなしで迎えた初回の大谷との初対戦では、インハイの151キロストレートで空振り三振に切って取った。その後もスコアボードに0を並べる。

 3回に迎えた大谷との2度目の対戦も、力のあるストレートでサードフライに打ち取った。4回も三者凡退とした今永だったが、直後に降雨中断。2時間50分もの間中断したことで、5回のマウンドには上がらず、4回43球2安打3奪三振の好投を見せながらも2勝目はお預けとなった。

 開幕から打撃好調の鈴木は、ここまで8試合で32打数10安打、2本塁打、11打点、打率.313出塁率.378、長打率.563、OPS.941の好成績を残している。一方で前日のドジャース戦では山本由伸メジャー初対戦を迎え、1打数無安打1四球の結果に終わった。その後は2つの空振り三振に倒れて、この日は無安打に終わった。

 前日の嫌な流れを払拭したい初回の第1打席。ランナーを一塁に置いて迎えるも、アウトロー140キロのチェンジアップにバットが空を切り、空振り三振に倒れた。しかし1死一、三塁で2回の第2二打席では初球をレフトに運び犠牲フライから打点を挙げた。

 4回の第3打席は死球で出塁。2時間50分の中断を挟んで迎えた6回の第4打席は空振り三振に倒れた。8回の第5打席も高々と打ち上げた打球はセカンドフライとなるなど、この日は3打数無安打1死球2三振1打点で2試合ノーヒットに終わった。

 なお試合は初回から大きく動く。2死満塁でブッシュ内野手が走者一掃のタイムリーツーベースを放って3点を先行して今永を援護する。2回には鈴木の犠牲フライ、3回にも連打で1点を追加し、序盤で5-0と大きくリードした。その後も点数を坂寝るカブスは、終盤に大谷にタイムリーを許したが逃げ切りに成功。このカード勝ち越しを決めた。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)

今永昇太は4回43球2安打3奪三振の好投も2時間50分中断の末に降板し2勝目はお預け 鈴木誠也は3打数無安打1死球2三振1打点で2試合ノーヒット