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人気デジカメを高額で買い取る「デジカメ版メガ買取」キャンペーンが開催中!

 ソフマップが、デジタルカメラ(以下、デジカメ)を対象に「メガ買取」キャンペーンを開催中だ。キャンペーン期間中の2024年5月6日までは、ソフマップが指定したデジカメを高額で買い取ってくれる。全国の買取カウンターがある、ソフマップビックカメラコジマおよび宅配買取サービス『ラクウル』(iPhone用Android用)で実施しており、デジカメを買い替えたい方にとって魅力的なキャンペーンとなっているのだ。

 ちなみにメガ買取とは、ソフマップが2022年から不定期で開催しているキャンペーンのこと。これまでiPhone版やMac版のメガ買取を実施しており、4回目の今回初めて「デジカメ版メガ買取」を開催したという。そこで、キャンペーンを展開中の「ソフマップAKIBA 駅前館」でデジカメ版メガ買取のお得度や、デジカメを売るときのポイントなどを取材してきたのだ。

人気デジカメを“買い取りのプロ”が査定し、高額買取!

 店内に掲示されているデジカメ版メガ買取のポスターを見ると、「ソニー α7 III ILCE-7M3 ボディ」や「キヤノン EOS 5D Mark IV ボディ」の買取金額として最大11万円(税込)が提示されていた。ほかにも「ニコン D850 ボディ」と「キヤノン EOS R6 ボディ」が最大金額13万円(税込)と記されている。お話を聞いたのは、買取・サポート担当の“買取プロフェッショナル”小田能史さんだ。

 ソフマップによる買取サービスのポイントのひとつに、確かな目で査定を行なう専門店員を配置している点がある。ソフマップでは、人材育成の一環として「エキスパート職・プロフェッショナル職認定制度」を設けており、個人実績・スキル・顧客満足度を総合しつつ認定試験を毎年実施しているそうだ。しかも小田さんは、ビックカメラソフマップコジマのグループ3社の中で11名(2024年3月時点)しかいない買取プロフェッショナルの資格を持つ専門販売員という。買取プロフェッショナルは、深い知見を備え、厳しい試験をクリアーした専門販売員だけが名乗れる「買取エキスパート」のさらに上級職だ。

 その小田さんによると、デジカメ版メガ買取の買取金額はかなりお得とのことで、確かに“攻めた”金額設定という印象を受ける。小田さんは「中古市場は常に価格が変動するので、普段より◯◯円も高いです……と言えないのは歯がゆいですが、お客様にご満足いただける買取金額だと自信を持って言えます!」と胸を張る。

デジカメ版メガ買取の対象製品は、ソニーキャノンニコンなどの人気製品

 高額買取の対象製品は、店内のポスターだけでなく、デジカメ版メガ買取のキャンペーンサイトにも掲載されている。ソニーキャノンニコンなど人気デジカメの買取金額が分かるので、ぜひ確認してほしい(買取金額は、2024年2月23日時点のもの)。デジカメを手放そうと検討しているなら、まずは査定だけでも行なってもらう価値があるのだ。

デジカメ版メガ買取で査定してもらうには、何をどうしたらいい?

 デジカメソフマップで買い取ってもらう手順は、とにかくお手軽のひと言。直接店舗に足を運べる方なら、マイナンバーカードなど「お売りいただく際の注意点」にある本人確認書類とともに、品物を持って店頭の買取カウンターに行くだけだ。受付カウンターで必要書類に連絡先などを書き、品物を預けると査定してもらえる。混雑状況によるものの、査定の所要時間は約1時間で終わるという。査定中にどこかで買い物などの用事を済ませ、受付時に伝えられた時刻に再来店すると査定額を告げられる。そこで買い取ってもらうか、持ち帰るかを決められるのだ。ここまで費用は一切かからない。

査定額の受け取り方法は、「ビック買取マネー」がお得!?

 査定額に納得した場合カウンターで現金を受け取るわけだが、より高額な査定額を狙いたい方や新製品への買い替えが目的の方に検討してほしい方法が、「ソフマップ プレミアムCLUBカード」で「ビック買取マネー」を受け取る方法だ。

 ビック買取マネーとポイントカードという組み合わせの場合、査定額より最大11%増額されて受け取れる(2024年3月現在。後述のラクウルを使った加算の場合は最大10%増額)。ソフマップ プレミアムCLUBカードであればクレジット版とノンクレジット版両方に対応しており、売却で得た資金を使ってすぐに買い物をしたい方に特にお勧めできる。ソフマップ プレミアムCLUBカードに入金したビック買取マネーは、ソフマップを含むビックカメラグループ店舗、ソフマップ・ドットコムで利用できるため便利なのだ。

 小田さんは「現在愛用中のデジカメから新しいデジカメに買い替えたいお客様にとって、お勧めできるサービスだと自負しています」と語る。一眼タイプのデジカメミラーレスカメラの買い取りを依頼する方の場合、カメラの利用を止めることが目的ではなく、新しい製品の購入資金として使うことが多いという。カメラファンにとって、デジカメ版メガ買取はよく練られたサービスとなっているわけだ。

熟練スタッフが明かした、買取査定時に注目するチェックポイント
付属品は確実に持って行こう!

 デジカメを買い取ってもらうときの注意点を小田さんに尋ねてみたところ、「デジカメに付属してきた周辺機器、特にバッテリーと充電器は必ず一緒にお持ちください」と教えてくれた。

 新品のデジカメには、バッテリーと充電器、ケーブル、説明書など、さまざまな付属品が同梱されている。これらがないと買取金額の減額につながるので、忘れずに持っていこう。ただし外箱は例外で、小田さんは「化粧箱に価値があるような特別なデジカメでなければ、外箱は減額対象にはなりません。それよりも付属品のほうが重要です」と明かした。

 もうひとつの注意点は、品物を持ち込む前に、データのバックアップデジカメをクリーニングしておくこと。データについては、査定時に消去する可能性があるため確実にバックアップしておこう。デジカメの外観の汚れは減額の対象になる可能性があるため、可能な限り清掃したいところ。内部のホコリは減額の対象になるだけでなく、放置すると傷やカビの原因となり画質に影響が出る可能性があるため、普段からクリーニングキットを使ってお手入れしておきたい。

 汚れや内部のホコリは、カメラ本体(ボディ)だけではなくカメラ周辺機器のレンズやストロボなども同じ。なるべく美しい状態で査定に望めば、より高く買い取ってもらえる。

 小田さんによると、中古販売フロア店頭で販売する際に、動作に支障がないことと同様に外観の傷や汚れを気にする方が多いため、外観もかなり重要とのこと。そのため念入りに調査するそうだ。

 そして内部のホコリや動作チェックは、ソフマップの看板を背負っている以上は欠かせない要注目ポイントだ。これは、ソフマップの中古デジカメとして販売した際に、お客様が安心して使える品物なのか見極めることにもつながる。小田さんは「きちんと写真や動画を撮れるのか、一定水準以上の厳しい目で査定させていただきます。もちろん減額対象になった場合は、その理由もしっかり説明させていただきます」とコメントした。

オススメのお役立ちサービス! ラクウルの来店予約を活用だ

 買取査定の流れを把握したところで、よりスムーズに買い取りを依頼できるサービスとしてラクウルも紹介しておこう。後述するように、ラクウルは主に宅配買取向けなのだが、来店予約機能を活用することで、その名の通り店頭でも「ラク」に品物を「ウル」ことができる。

 ラクウルのiPhoneアプリAndroidアプリ、または公式サイトでは、会員登録をすると店頭での査定を予約できるようになる。土日など休日の場合、店頭での買取は混雑して自分の順番までに時間がかかることがあるが、ラクウルで事前に来店予約をしておくと、大幅に待ち時間を短縮できる。予約手順は簡単で、予約画面で空いている日時を選んで登録するだけでOKだ。

 また、ラクウルでは店頭に持ち込む品物なども事前に知らせておけるので、スタッフとのやり取りがとてもスムーズになるのだ。

 ラクウルの詳しい操作方法は、店内で配布しているチラシやソフマップのYouTube公式アカウント(DOUGA SOFMAP)で紹介されているので、使う前に目を通しておくといいだろう。

店舗に足を運ばずに買い取ってもらえる! “宅配買取”も活用しよう

 ラクウルを使うと、ソフマップに品物を送付して査定と買い取りをしてもらう“宅配買取”サービスを利用できる。遠方に住んでいてソフマップまで気軽に足を運べない方や、コロナ禍明けとはいえ対面での査定に抵抗がある方にとってうれしいメリットだろう。

 また品物の送付には無料梱包箱を依頼できるものの、ソフマップの店頭やネットショップ「ソフマップ・ドットコム」で購入できる『ラクウルかんたん買取キット Lサイズ』もぜひ検討してほしい。このキットは緩衝材や発送用箱を1セットにしたというものなのだが、なんと買取金額の増額チケット付きというお買い得製品なのだ。送付可能な品物のサイズはW365×D447×H158mm(計970mm)までで、価格は880円。ASCII.jpの読者なら、ソフマップ・ドットコムで普段の買い物をする場合にかんたん買取キットも合わせて買うと、送料の節約にもなる。

 ラクウルかんたん買取キットを利用する際には、デジカメやデジタル機器だけでなく、店頭の買取カウンターで直接買い取っていない衣類や釣り具、キャンプ用品などのさまざまな品物を同梱して送付することも検討してみよう。なぜなら、提携企業が買い取るからだ。対象の品物のジャンルは、ラクウル公式サイトのカテゴリ検索やかんたん買取キットの説明書に記載されているので、必ず事前にチェックしておこう。公式サイト、iPhoneアプリAndroidアプリではログインしなくても検索できるので、ちょっと調べてみたいというときにも便利だ。

デジカメ愛用者なら中古販売フロアも要チェック、品数豊富で充実しているのだ

 ソフマップが買い取ったデジカメは、メンテナンス後に中古販売フロアで販売される。新しいデジカメにリーズナブルに買い替えたい方にとっては、実はこのフロアに並ぶ製品も狙い目だ。そこで、ソフマップAKIBA 駅前館1階の中古販売フロアで「いま売れている中古デジカメ事情」も取材してみたのだ。

 中古販売フロアで対応してくれたのは、中古カメラ担当の“販売職エキスパート”堀部晶生さん。堀部さんによると、近年人気の中古デジカメソニーの「α7」シリーズで、なかでも売れているのは「α7 III」と「α7 IV」という。フルサイズカメラとしてはサイズが小さく重量もひかえめなため、カメラ初心者でも無理せず使える点を人気の理由として挙げていた。またソニーのAPS-Cミラーレスカメラ「α6400」「α6700」も売れているとのこと。

 堀部さんは「スチル写真(静止画)だけでなく、動画も撮りたいというお客様が増えていると感じます。約半数の方が動画撮影を希望している印象です」と語る。ソニーのカメラはスチル写真と動画のどちらも強いので、そのような方にお勧めしやすいという。一方、スチル写真中心の場合に人気の製品は、キヤノンの「EOS Kiss」シリーズだ。価格が比較的リーズナブルなこともあり、一眼レフカメラ入門機として人気としていた。

 中古デジカメで気になるのは、本体外観の傷の有無やその程度、バッテリーの状態などだろう。しかし安心してほしい。ソフマップでは、買い取ったすべての商品を商品化センターへ集約し、そこで商品の状態を再度チェック、クリーニングをしており、商品札にその状態を明記している。そのため中古デジカメを買いたいときには、この説明を読むと参考になるのだ。気になる点があれば、堀部さんをはじめとする専門販売員に相談するといい。

 また堀部さんは、「バッテリー経年劣化を気にするお客様は多いのですが、劣化の度合いが大きいものは販売していません。ただ、そもそもミラーレスカメラは一眼レフカメラに比べてバッテリーの消耗が激しいこともあり、不安な場合はスペアのバッテリーだけ新品を購入することをお勧めしています」と説明してくれた。

カメラ初心者大も歓迎! 疑問や不明な点も専門販売員に相談してみよう!

 中古デジカメの客層について伺うと、堀部さんは「本当に老若男女、さまざまなお客様がいらっしゃいます」と答えた。秋葉原駅の駅前という立地からか、デジカメを持っていない初心者がフラッと立ち寄ることも多いそうだ。

 また「デジカメの買い替えを検討中のお客様だけでなく、これから入門したいというお客様も大歓迎です。どんな撮影をしたいのかをご相談いただければ、目的に沿った製品を提案します」という。スマホで手軽に静止画や動画を撮影できるようになった一方で、デジカメでよりこだわった撮影をしたいという方も少なくないと指摘。疑問や不明な点があればぜひ相談してほしいとのことだった。

 これから暖かくなり、春の行楽シーズン、ゴールデンウィーク、夏休みと外出の機会が増えていく。手持ちのデジカメから新製品に買い替えたいカメラファンなら、ぜひデジカメ版メガ買取を利用して備えてほしいところだ。デジカメ初心者も、ラクウルの公式サイトソフマップAKIBA 駅前館をのぞいてみることをお勧めする。

春はカメラの売り時・買い替え時!? 「デジカメ版メガ買取」でオトクに買い取りワザ