広東省珠海市と香港、マカオを結ぶ「港珠澳大橋」では、3月末から香港、マカオの住民の「北上」ブームが巻き起きています。今年は、3月29日から4月1日までの香港・マカオの公休日の連休と4月4日から6日までの清明節連休が近かったこともあり、3月28日から4月6日までに、港珠澳大橋珠海道路検問所を経由して出入境した人は延べ100万人、車両数は17万台を超え、いずれも過去最高を記録しました。1日平均では、出入境者数は10万人以上で、前年同期比167.8%増、出入境車両数は1万7000台を超え、同145.1%増となりました。

この連休期間中、香港・マカオの観光客には、広東省珠海市、中山市、広州市を主な目的地としたプチ旅行が人気となりました。3月28日から4月6日まで、珠海検問所を経由して出入境した香港・マカオ住民は延べ74万人を超えました。そのうち家族連れが占める割合は約68%を占め、前年同期より25ポイント上昇し、過去最高となりました。

港珠澳大橋の珠海検問所の1日当たりの通過車両数は、4月1日に1万9500台、6日には1万9570台に達するなど、最高記録の更新が続いています。

5月には大型のメーデー連休を控えており、また新たな「北上」ブームが到来することで、観光客数と車両数は過去最高をさらに更新することが予想されています。(提供/CRI)

3月28日から4月6日までに、港珠澳大橋珠海道路検問所を経由して出入境した人は延べ100万人、車両数は17万台を超え、いずれも過去最高を記録しました。