中国・浙江省杭州市の駅で利用客が集中し、一時危険な状況が発生したようだ。

地元メディアによると、6日夜、杭州南駅で清明節連休のUターンラッシュにより利用客が集中し大混雑が発生。駅構内やホームなどで身動きができない危険な状況となった。

現場で撮影された映像には、一部の乗客がロックされたガラスの扉を破壊して外に出る様子も映っていた。


杭州市の鉄道当局は「混雑によりガラス扉の破損があったが、乗客にけがはなかった。混雑発生後、駅係員が避難を誘導した」と説明した。

中国のネットユーザーからは「これは危険すぎる」「もし雑踏事故が起きていたらどうなっていたことか…」「ドアを破壊したあの男性に感謝すべき」「彼がドアを壊してくれてよかった」「何年も同じことになって。ラッシュ時の対策はどうなっているのか」「言い方が悪いかもしれないが、(決められた作業しかせず緊急時に対応できない)駅係員はロボットだ」といった声が上がっている。(翻訳・編集/北田)

中国・浙江省杭州市の駅で利用客が集中し、一時危険な状況が発生したようだ。