9日(火)は、前線が沖縄の南海上から本州の南岸を通り日本のはるか東にかけてのび、前線上の低気圧が東海道沖から関東の東海上に進みます。一方、大陸の高気圧が日本海に移動する見込みです。
このため、西日本では午前中は雨が降りますが、午後は西から次第に晴れ間が広がるでしょう。東日本や東北は雨が降り、東日本太平洋側では雷を伴って非常に激しく降る所もある見込みです。北海道日本海側は晴れ間もありますが、太平洋側では雨が降り、午後は次第に雪へと変わりそうです。南西諸島は雨が降りやすく、雷を伴う所もあるでしょう。
東海から関東甲信では、低気圧や前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、大雨となる所もある見込みです。土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒してください。

気象予報士・吉田 信雄)

9日午前9時の予想天気図。