アニメ「ハイキュー!!」放送開始10周年を記念し、「アニメ『ハイキュー!!』10th Anniversary ―繋ぐ― Project」が始動した。さまざまな企画で作品とファンを「繋（つな）ぐ」をアニバーサリープロジェクトのテーマに、記念ロゴやビジュアルが公開されたほか、全国を巡る10周年展示会の開催、2025年にはフィナーレイベントも行われる。
原作は、「週刊少年ジャンプ」（集英社刊）で2012～20年に連載された、古舘春一氏による人気漫画。バレーボールにかける高校生たちの熱い青春を描き、テレビアニメ版は、2014年の第1期放送を皮切りに、15年に第2期「ハイキュー!! セカンドシーズン」、16年に第3期「ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校」、20年に第4期「ハイキュー!! TO THE TOP」が放送。24年2月にはテレビアニメ版の続編となる「劇場版ハイキュー!! FINALシリーズ」2部作の第1部「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」が公開され、原作でも人気の「烏野高校VS音駒高校」が描かれた。
10周年を記念した「ハイキュー!!アニメ10周年記念展 全感覚 EXHIBITION」は、見るだけではなく、臨場感あるリアル体験型として「ハイキュー!!」の世界観を体感できる展示会となる。7月13日～8月4日に東京・TFTホール、8月11～19日に宮城・カメイアリーナ仙台、9月14日～10月9日まに福岡・博多国際展示場＆カンファレンスセンターで行われ、全国での巡回も予定している。展示会のために描き下ろされたビジュアルも公開されており、日向と影山がはじめてお互いの感情をぶつけあった体育館の階段とともに、時を経て仲間になったふたりの姿が描かれている。
主要校のキャラクターたちが躍動する描き下ろしの「“繋がる”学校ビジュアル」は、「繋ぐ」のテーマにあわせ、それぞれのキャラクターのアクションがつながっていくというもの。第1弾は、烏野高校からスパイクの助走をつける日向翔陽と、彼にトスをあげようとする影山飛雄、音駒高校から黒尾鉄朗の拾ったボールにあわせてトスをあげる孤爪研磨の姿が描かれている。
10周年記念グッズの販売も決定し、現在は高校別のジャージ（各8250円）、ユニフォーム（5720円）、各高校の横断幕フェイスタオル（2200円）が、TOHO animation STOREで予約を受け付け中（いずれも税込み）。「ハイキュー!!アニメ10周年記念展 全感覚 EXHIBITION」でも先行販売されるほか、後日一般販売も予定している。
10周年特設サイトでは、キャストやスタッフがコメントを寄せる「お祝いメッセージ大展覧会」も用意されており、毎月10日に新たなコメントを公開していく。第1弾は烏野高校に関わるキャラクターを演じたキャスト陣のコメントを掲載中。
このほか、特設サイトでは原作漫画で描かれていなかった学校の横断幕を古舘氏が新たに考案し、自ら監修したスクールアイコンとともに一挙掲載。記念ビジュアルとともにアニメ10周年への思いを込めたメッセージが掲載できる「ハイキュー!!応援団 寄せ書き部屋」では、25年4月6日までメッセージの募集を受け付けている。
原作・古舘氏からのお祝いイラストおよびコメント、日向役の村瀬歩、影山役の石川界人からのコメント全文は以下のとおり。
【古舘春一（原作）】
アニメ「ハイキュー!!」祝10周年!!
アニメのお陰でバレーボールの魅力に気づいてくれた方がめちゃくちゃ沢山居ると思います。ありがたい……！
まだまだ現在進行形なアニメ「ハイキュー!!」続きが楽しみです!!
アニメ「ハイキュー!!」10周年おめでとうございます！
原作の面白さやアニメーションの素晴らしい出来は言わずもがなですが、僕にとっては教科書のような存在でもあります。
そんな作品と10年も関わることができる幸運を噛み締めながら、また次の収録を楽しみに日々励みます。
今後ともよろしくお願いシャーース!!
影山飛雄を演じております、石川界人です。
アニメ「ハイキュー!!」が10周年を迎えるということで喜ばしいと同時に、感謝の気持ちでいっぱいです。
関わる全ての人たちが作品を愛しているからこそ、素晴らしい節目を迎えることができたのだと思います。
これからも演者として情熱を注ぎ、いちファンとして全力で応援していきます。
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