俳優の見上愛(23)、佐藤寛太(27)、青木柚(23)、松居大悟監督(38)が8日、都内で行われた映画『不死身ラヴァーズ』(5月10日公開)の完成披露試写会に参加した。

【全身カット】春らしいレモンカラーのワンピースが愛らしい見上愛

 中学や高校時代から松居監督作品が大好きだったという佐藤は、どうしても松居組に参加したかったため、インスタグラムのDMで逆オファーするほど出演したかったそう。そんな熱意が実り本作に参加。そこには、過去に松居組に参加していた見上と青木もいた。佐藤は「本読みが楽しみでワクワクだった。『好きです!』って言ったら2人が引いていたらしい」とセルフ暴露した。

 見上は「ドン引き(笑)」と初邂逅を振り返ると、青木は「普通、初対面の本読みとかで、みんなが初めて顔を合わせる時って(静かなトーンで)『おはようございます』みたいな感じで、後で自己紹介する時にちゃんと声量を出すんですけど寛太君は入ってきて(ハイテンションで)『おざます!』って(笑)。『柚くんですよね!見てます!めっちゃ好きっす!』みたいに言って。声量を最初から間違えてた」と苦笑い。松居監督は「ずっとヤバいファンみたいな感じ」と懐かしんでいた。

 同映画は、高木ユーナ氏の同名漫画(講談社別冊少年マガジン』)が原作。映画では、好きになる・なられる男女の2人の関係性が入れ替わっている。“運命の相手”と信じるじゅんと両想いになった瞬間、じゅんがこの世界から忽然と消えてしてしまうという出来事を繰り返す、りの。2人は人生の中で何度も出逢い、その度にりのは「好き」と伝え、両想いになり、じゅんは消えてしまう。それでもあきらめない、りののどこまでも真っすぐな「好き」が起こす奇跡の結末とは――。

佐藤寛太の声量に苦笑いした青木柚 (C)ORICON NewS inc.