ユベントスイタリア代表MFマヌエル・ロカテッリが、インテルとの実力差を認めた。イタリアカルチョメルカート』が伝えている。

名門再建を目指し比較的順調に今季を走り出したユベントス。ある時期まで首位インテルにぴったりくっつく2位をキープしてきたが、直接対決を落とし、調子を乱され、勝てなくなった。

厳密に言えば、インテルに敗れたことで調子を乱されたのではなく、試合中からシモーネ・インザーギ監督率いるインテルと、マッシミリアーノ・アッレグリ監督率いるユベントスの実力差は歴然。カルチョの識者たちは一様に「ユーベはインテルと対峙し、試合が終わる前に自信を打ち砕かれた」との旨を主張する。

そんな見解に対し、7日のフィオレンティーナ戦直後に『DAZN』のインタビューに答えたロカテッリは「僕らは自分たちを直視すべき状況にある。今季いくつかの試合は本当に酷いものだった。インテルとも僅差のゲームができると思っていたのけど、正直に言ってあの一戦の失望はあまりに大きく、代償を払うことになったんだ」と完全同意。インテルとの実力差を認める。

「僕らは時々間違った選択で試合に臨んでいる。間違いなく僕らにも改善の余地はあるし、もっともっとボールを保持しなければならない。その過程で相手に及ばない試合があるのはいい」

ユーベ愛溢れるロカテッリは同時に、近々の目標を明確にする。

「とにかくチャンピオンズリーグ(CL)出場権とコッパ・イタリアの決勝戦進出はマストだ。昨季は悲惨なシーズンだったし、今季再びトロフィーを掲げたいんだ」

2月上旬のインテル戦から不振続きだったユベントスも、フィオレンティーナ戦勝利で公式戦2連勝。なるべく良い形で今季を終えたい。

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