無印良品リュック1つで行く、冬の京都旅のパッキング動画がYouTubeで人気です。投稿は記事執筆時点で6万4000再生を超えています。

【画像】3泊4日の荷物を見る

●旅好き女子がパッキング術を披露

 動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「あや旅 / ayano travel miffy好き」のあやのさん。1月に京都に行ったときのパッキングを「衣類」「お泊りグッズ」「ガジェット」「手帳」「必携品」の5つに分けて紹介しています。旅行に使ったのは無印良品の「肩の負担を軽くする撥水リュックサック」。通勤やプライベートでほぼ毎日使っているほどのお気に入りで、リュック自体が軽い点や、PC用の仕切りや外ポケットが使いやすい点、見た目のシンプルさを評価しています。

●衣類

 今回の旅は3泊4日なので、服は2パターン用意して各2日ずつ着まわします。片方は着ていくのでパッキングするのは1着のみ。旅行のときはコンパクトさ重視でワンピースが多いそうです。その他に持っていくのはインナー、ハンカチ、靴下など。2セット用意し、1セットをパッキングします。これらの小物は毎日ホテルで手洗いして干しておけば翌日には乾いているそうです。パッキングはしていませんが、コート、マフラー、手袋は標準装備。スマホはコートのポケットに入れています。

 衣類を収納するのは両面に収納スペースがあり、ファスナーで大きく開くタイプの圧縮ポーチで、片側には衣類、反対側にはインナー類とトートバッグを入れておきます。トートバッグは大浴場に行くときなどに何かと便利なのだとか。ナイトウェアやタオルはホテルにあるので持っていかないそうです。このポーチは周りのファスナーを閉めると厚みが半分くらいになるので、かさばる衣類をコンパクトに収納することが可能。ポーチ本体の丸洗いが可能なのもうれしい点です。

●お泊りグッズ

 スキンケア(ヘアケア、オーラルケア)、コスメ、アクセサリー、文具などのお泊りグッズは1つのポーチにまとめます。スキンケアグッズはトライアルセットや詰め替え、サンプルを駆使してなるべくコンパクトになるように工夫します。詰め替えで持っていくのは「これを使いたい」というこだわりのあるアイテム。あやのさんの場合はポイントメイクリムーバー、クレンジング兼洗顔料、フェースクリームの3点で、ダイソーで購入したボトルやケースに詰め替えて持って行きます。

 シャンプーやコンディショナーはホテルにありますが、合わなかったときのためにコンディショナーだけ保険で持って行きます。コスメで注目したいのはリキッドファンデの詰め替え方で、100円ショップなどに売っている「たれ瓶」が小さい&漏れない&コスパ良しで最適解と力説しています。なるほど。

 アクセサリーはピアス、ヘアピン、ヘアクリップヘアゴムなどで、これで3パターン位の髪形が楽しめます。文具はテープのり、機内持ち込みOKのペン型ハサミ、フリクションボールペンです。これらのグッズを縦横14.5センチのスクエア型ポーチに入れていきます。バラバラになりそうな小さなものはあらかじめ小さなケースに入れ、片側にスキンケアグッズ、反対側にはコスメを入れていきます。ポケットがたくさんあり、細長いものを立てて入れられる点も便利です。このポーチのもう1つのお気に入りポイントは自立すること。縦に収納するので中身が見やすく取り出しやすいそうです。ただ、お気に入りのブラシは入らないので、別に持っていきます。

ガジェット

 PCは必須ではないのですが、新幹線やホテルで編集作業をしたいので持参します。お母さんの手作りだという巾着には、モバイルバッテリーにもなる充電器、PC用とスマホ用の2本のケーブル、シャッターリモコンイヤフォンなどが入っています。

●手帳

 あやのさんは細かい旅程はスプレッドシートで管理しているそうですが、紙のスケジュール帳が手放せないとのこと。旅行中に見つけたスタンプを押したり、チケットやパンフレットをスクラップして貼ったりするのが好きだそうです。今回は京都旅ということで御朱印帳も忘れずに持って行きます。

●必携品

 必携品は普段も持ち歩いているティッシュ、ハンカチ、ハンドクリーム、リップクリーム、エコバッグ、お財布、ミニ三脚など。ミッフィーちゃんのエコバッグがかわいいです。これらのものを無印のリュックに入れて行きます。必携品は取り出しやすいようにポケットに、すぐに使わない衣類は一番下に入れて行きます。

 衣類を入れた圧縮ポーチMサイズは無印リュックに横向きに入れてぴったり収まる大きさ。PCは専用ポケットに入れて行きます。さて、その他のものを詰めて収納完了。全部入れてもまだ余裕があります。すごい。ちなみに天気予報を見て後から傘を追加したそうです。

●身軽に旅をするためのポイントは?

 動画の最後にはリュック1つで身軽に旅をするためのパッキングのポイントをまとめています。あやのさんの考えるポイントは、(1)着替えは1セット、(2)ホテルの設備を事前チェック、(3)無駄にポーチで小分けしない、の3点です。あやのさんは以前は「夜逃げか」というくらい大きい荷物でしたが、これらのコツでコンパクト化に成功したとのこと。特にポーチは用途に合わせてたくさん使っていましたが、あるとき「ポーチも荷物」と気付いたそうです。確かに。

●他の季節のパッキング術にも期待の声

 コメント欄には「めっちゃ分かりやすかったです」「自立するポーチ欲しくなった~」「巾着(母手作り)のところ、キュン」といった声が。他の季節のパッキング動画も見てみたくなった人が多いようです。別の日の投稿では、実際の京都旅や九州へのフェリー旅、ミッフィーの街・ユトレヒトへの旅の様子を公開しています。

画像提供:YouTubeチャンネル「あや旅 / ayano travel miffy好き」

“必要最低限”じゃない、“あったら便利”な荷物も入れていきます